SCHH ETFとは?利回り・経費率・構成銘柄・代替ETFを総まとめ
シュワブ米国REIT ETFであるティッカー SCHH は、ダウ・ジョーンズ・エクイティ・オール・REIT・キャップド指数に連動し、モーゲージREITを除く実物不動産のエクイティREITに分散投資します。低い運用コストと四半期配当が強みで、VNQ・USRT との経費率の差が選択基準になります。
シュワブ米国REIT ETFとは?
ダウ・ジョーンズ・エクイティ・オール・REIT・キャップド指数に連動する、米国不動産セクターのETFです。モーゲージREITを除く実物不動産ベースのエクイティREITを時価総額加重で保有し、米国の商業・住居用不動産全般への分散投資を可能にします。
株式とは相関性の異なる不動産資産でポートフォリオを分散し、配当収入を狙う投資家に適しています。
シュワブが運用するパッシブ(指数連動)型のETFです。
シュワブ米国REIT ETFへの投資方法は?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | ダウ・ジョーンズ・エクイティ・オール・REIT・キャップド指数 |
| 運用方式 | パッシブ (指数連動) |
| リバランス頻度 | 年4回 |
| 配当頻度 | 四半期配当 |
| 運用会社 | シュワブ |
| 総経費率 | 0.07% |
ダウ・ジョーンズ・エクイティ・オール・REIT・キャップド指数の構成銘柄を時価総額比率どおりに保有する完全法を採用しています。モーゲージREITとハイブリッドREITを除外し、実物不動産から賃料収入を生み出すエクイティREITに集中しています。また、特定銘柄の比率が過大にならないよう上限が設けられています。
- カテゴリー平均より低い経費率水準
- モーゲージREITを除外し実物不動産に集中
シュワブ米国REIT ETFの規模とコスト(運用資産残高・運用報酬)
運用資産残高は$11.0B規模で、総経費率(経費率)は年0.07%です。
類似のREIT ETFであるVNQ・USRTと比べて低い経費率が長所ですが、取引の流動性は大型カテゴリーに比べてやや低めです。
シュワブ米国REIT ETFのパフォーマンスと推移
REITセクターは金利動向に敏感で、利上げ局面では借入コストの負担や債券と比べた魅力の低下から相対的に軟調となる傾向があり、利下げ局面では回復基調を示すこともあります。短期的なリターンは、不動産市況と金利環境によって変動します。
不動産セクターへの分散や配当需要から資金の流出入が続いており、金融政策の転換期待が高まる局面ではREIT ETF全般に資金が流入することもあります。反対に、金利上昇への懸念が強まると資金が流出する動きも見られます。
シュワブ米国REIT ETFのメリットとデメリット
低い経費率と不動産セクターへの分散が強みであり、金利感応度とセクター集中リスクが弱みとして働きます。
💪 主なメリット
⚠️ 注意点
シュワブ米国REIT ETFの代替ETFと関連商品
表に掲載したVNQ・USRT・XLREは、同じ米国不動産セクターに連動する直接的な代替商品で、VNQは幅広い資産規模と流動性、USRT・XLREは低い経費率が特徴です。さらに、不動産に対して上昇方向のレバレッジを求めるならURE、反対に下落に賭けるならSRS、グローバルな不動産まで投資対象を広げるならREETも併せて検討できます。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Vanguard Real Estate Index Fund ETF | $93.94 | +0.1% | $37.6B | 0.13% | 3.63% | +5.6% | |
| State Street Real Estate Select Sector SPDR ETF | $43.17 | +0.3% | $8.1B | 0.08% | 3.34% | +5.6% | |
| iShares Core U.S. REIT ETF | $63.77 | -0.1% | $4.3B | 0.08% | 2.75% | +11.0% | |
| iShares U.S. Real Estate ETF | $99.66 | +0.2% | $4.0B | 0.37% | 2.39% | +5.6% | |
| iShares Select U.S. REIT ETF | $66.62 | +0.1% | $2.0B | 0.32% | 2.62% | +10.2% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| WELL | Welltower Inc | 0.30% | $234.60 | +0.6% | $172.1B | - | 1.35% |
| PLD | Prologis Inc | 0.27% | $127.98 | -0.0% | $124.1B | 28.2 | 3.34% |
| EQIX | Equinix Inc | 0.10% | $1013.70 | -2.2% | $100.3B | 60.9 | 2.04% |
| SPG | Simon Property Group Inc | 0.09% | $217.75 | +0.9% | $70.5B | 41.3 | 4.13% |
シュワブ米国REIT ETF投資家のチェックポイント
SCHHに投資する前に確認しておきたいポイントです。不動産セクターの分散資産として活用度は高いものの、金利感応度、単一セクターへの集中度、そして円建て投資家の為替リスクは、購入前にあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 経費率 | 長期保有時の累積コストへの影響を確認 | 低水準 |
| 📈 金利環境 | 金利の方向がREITのパフォーマンスに与える影響 | 要確認 |
| 📊 セクター集中 | 不動産という単一セクターへのエクスポージャーを点検 | セクター集中 |
| 💱 為替 | 円換算リターンへの影響 | 為替ヘッジなし |
金利上昇と不動産市況の減速が、短期的な変動の主な要因です。単一セクターのETFであるため、市場全体よりもセクター固有のリスクにより大きくさらされ、景気減速期には損失が拡大する可能性があります。
不動産セクターへの分散と配当を低コストで確保したい投資家に適した選択肢です。幅広い流動性を重視するならVNQ、コストをより重視するならSCHH・USRTが検討対象になります。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。
この記事は 2026年6月21日 時点の情報です。