OAEM ETFとは?パフォーマンス・経費率・構成銘柄・代替ETFを総まとめ
新興国株式のアクティブETFであるワンアセント新興市場ETF(OAEM)は、MSCI EMをベンチマークに、バリュー基準の銘柄選別とボトムアップの銘柄分析を組み合わせた運用が特徴です。FNDEやVWOなど同じ新興国ETFと比べた場合、コスト負担、配当、運用方式の違いが主な選択基準となります。
ワンアセント新興市場ETFとは?
MSCI EM指数をベンチマークとし、米国外の新興市場企業の株式に資産の大半を投資するアクティブETFです。運用チームがファンダメンタルズ分析と定量分析を組み合わせたボトムアップ方式で銘柄を選別します。
新興国の成長に投資しつつ、バリュー基準の銘柄選別によるアクティブ運用を好む長期投資家に適しています。
ワンアセントが運用するアクティブ(積極運用)方式のETFです。
ワンアセント新興市場ETFはどのように投資するのか?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベンチマーク指数 | MSCI EM |
| 運用方式 | アクティブ(銘柄選別) |
| リバランス頻度 | 運用チームの裁量 |
| 分配頻度 | 年1回 |
| 総経費率 | 1.25% |
| 運用会社 | ワンアセント |
通常の市場環境では資産の大半を新興市場企業の株式に投資し、ファンダメンタルズ分析と定量分析を組み合わせたボトムアップの銘柄選別でポートフォリオを構築します。指数に単純連動するのではなく、運用チームの裁量的な判断を反映し、長期的な資本成長を目指します。
- バリュー基準の選別哲学を反映したアクティブ運用
- MSCI EMとは異なる差別化された銘柄構成
ワンアセント新興市場ETFの規模とコスト(AUM・運用報酬)
運用資産残高(AUM)は$127.9M規模で、総経費率は年1.25%です。
パッシブ型の新興国ETFと比べて運用チームの裁量が反映され、アクティブ運用の特性上、コスト負担はやや高めです。
ワンアセント新興市場ETFのパフォーマンスと動向
新興国株式は米国外の景気、為替、商品価格の影響を受けやすく、値動きが大きい傾向があります。アクティブな銘柄選別の結果次第で、ベンチマークとのパフォーマンスに差が生じる可能性があります。短期的な動向は、世界的なリスク選好度に左右されます。
新興国への投資需要は、世界的な資産配分環境やドルの強弱によって変動し、リスク選好が高まる局面で資金が流入する傾向があります。中小型カテゴリーのETFであるため、資金フローの変動は比較的大きめです。
ワンアセント新興市場ETFのメリットとデメリット
バリュー基準のアクティブ運用と新興国への分散投資が強みであり、コスト負担と新興国特有の変動性が弱みです。
💪 主なメリット
⚠️ 注意点
ワンアセント新興市場ETFの代替ETFと関連商品
同じ新興国カテゴリーの比較対象として表に挙がっているFNDE、XSOE、EMGF があり、これらは指数ベースでより低コストなパッシブ型の新興国ETFです。一方、幅広い新興国への投資をより低い経費率で望むなら、代表的なパッシブETFであるVWO、IEMG を直接の代替先として検討でき、国別配分の差別化を望む場合は、表のXSOE のような派生型も併せて確認できます。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Schwab Fundamental Emerging Markets Equity ETF | $40.86 | -2.0% | $10.2B | 0.39% | 3.64% | +10.7% | |
| Freedom 100 Emerging Markets ETF | $63.19 | -0.7% | $3.3B | 0.49% | 1.86% | +34.0% | |
| Invesco RAFI Emerging Markets ETF | $28.26 | -1.7% | $2.0B | 0.47% | 4.11% | +8.9% | |
| WisdomTree Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund | $43.41 | -0.2% | $1.9B | 0.32% | 1.79% | +10.9% | |
| iShares Emerging Markets Equity Factor ETF | $66.48 | -0.1% | $1.8B | 0.26% | 2.17% | +13.8% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TSM | Taiwan Semiconductor Manufacturing ADR | 0.28% | $424.37 | +1.4% | $2.20T | 27.3 | 0.97% |
| SKHY | SK Hynix Inc ADR | 0.07% | $142.66 | +4.1% | $1.04T | 9.3 | 0.36% |
| Ultrapar Participacoes SA ADR | 0.03% | $6.56 | -15.3% | $7.0B | 10.8 | 6.11% | |
| BAP | Credicorp Ltd | 0.01% | $374.02 | +1.0% | $29.7B | 13.8 | 4.16% |
| NU | Nu Holdings Ltd | 0.01% | $12.59 | -16.9% | $60.8B | 17.1 | - |
ワンアセント新興市場ETF投資家のチェックポイント
OAEM に投資する前に確認すべきポイントです。新興国に投資するアクティブETFであるため、コスト負担、運用方式、新興国特有のリスクを事前に確認しておくことが望ましいでしょう。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 経費率 | アクティブ運用の報酬が長期的に積み上がる影響を確認 | 年間報酬を適用 |
| 🌏 新興国への投資 | 投資地域と国別の分散度合い | 要確認 |
| 📊 運用方式 | 指数連動ではなく銘柄選別方式 | アクティブ運用 |
| 💱 為替 | 新興国通貨とドルの為替の影響 | 為替ヘッジなし |
新興国市場の政治、通貨、流動性の変動性と為替変動が、短期的な値動きの主な要因です。アクティブ運用の特性上、ベンチマークとのパフォーマンス差が大きく開く可能性も考慮する必要があります。
バリュー基準の選別による新興国アクティブ投資を望む長期投資家に適した選択肢です。コスト負担を抑えたいならパッシブ型の新興国ETFであるVWO、IEMG を、アクティブな銘柄選別を重視するならOAEM が検討対象となります。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。
この記事は 2026年6月26日 時点の情報です。