CIBR ETFとはどんな商品か? 収益率・経費率・構成銘柄・代替ETFを総整理
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETF(CIBR)は、ナスダック・サイバーセキュリティ指数に連動し、セキュリティソリューション企業群へ分散投資できるサテライト資産です。単一セクターへの集中度、経費率、分配頻度、同種のセキュリティETFとの構成の違いが、選択の重要な基準となります。
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFとは?
ナスダック・サイバーセキュリティ指数に連動するテーマ型ETFです。サイバーセキュリティ分野で、セキュリティプロトコルの構築・実装・管理に注力する企業を、流動性ベースの加重方式で保有します。
デジタルセキュリティ需要の拡大という構造的な成長テーマに、サテライト資産として投資したい投資家に適しています。
ファースト・トラストが運用するパッシブ(指数連動)型のETFです。
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFへの投資方法は?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | ナスダック・サイバーセキュリティ指数 |
| 運用方式 | パッシブ(指数連動) |
| リバランス頻度 | 年2回 |
| 分配頻度 | 半期分配 |
| 運用会社 | ファースト・トラスト |
| 総経費率 | 0.58% |
サイバーセキュリティ事業に注力する企業を指数の採用基準に従って選定して保有します。銘柄ごとの比率は流動性を基準に加重しますが、特定銘柄の比率が過度に大きくならないよう上限を設けています。採用銘柄は一定の規模と取引流動性の要件を満たす必要があり、リバランスは指数ルールに従って定期的に反映されます。
- サイバーセキュリティという単一テーマに集中した投資
- 流動性ベースの加重と比率上限の適用
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFの規模とコスト(運用資産総額・運用報酬)
運用資産総額は$18.2Bの規模で、総経費率は年0.58%です。
同じサイバーセキュリティテーマの類似ETFと比べて、経費率の水準や保有構成に違いがあるため、比較検討が必要です。
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFのパフォーマンスと値動き
デジタルトランスフォーメーションとセキュリティ脅威の増加という構造的な背景のもとでテーマへの需要は続いてきましたが、成長株の比率が高いため、金利や業績の環境によって変動が大きくなる傾向があります。
サイバーセキュリティというテーマへの関心に応じて資金の流出入は変動し、リスク選好が高まる局面では成長テーマETFに資金が流入する傾向が見られます。
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFのメリットとデメリット
構造的な成長テーマへ手軽に分散投資できる利便性が強みで、単一セクターへの集中と値動きの大きさが弱みです。
💪 主なメリット
⚠️ 注意点
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFの代替ETFと関連商品
表に掲載されているBUGとWCBRは、同じサイバーセキュリティテーマの同種ETFで、連動指数、運用会社、経費率の水準に違いがあるため、保有構成とコストを比較検討できます。DTCRはデータセンターやデジタルインフラに投資する隣接テーマのETFで、性格がやや異なります。表以外の直接的な代替先としては、同種のセキュリティETFであるHACKやIHAKなどがあります。また、セキュリティに限定せずテクノロジーセクター全般へ投資対象を広げたい場合は、テクノロジーセクターETFのXLKなども併せて検討できます。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Global X Cybersecurity ETF | $49.37 | -3.2% | $2.3B | 0.50% | 0.02% | +45.2% | |
| Global X Data Center & Digital Infrastructure ETF | $25.57 | -3.0% | $2.0B | 0.50% | 0.97% | +14.7% | |
| VanEck Video Gaming and eSports ETF | $96.19 | -0.3% | $245.6M | 0.55% | 1.34% | -14.3% | |
| WisdomTree Cybersecurity Fund | $48.17 | -3.8% | $236.1M | 0.45% | - | +56.0% | |
| Global X Video Games & Esports ETF | $26.49 | +0.3% | $59.0M | 0.50% | 1.74% | -16.8% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PANW | Palo Alto Networks Inc | 0.18% | $365.87 | -3.9% | $299.6B | 713.9 | - |
| FTNT | Fortinet Inc | 0.16% | $136.08 | -2.2% | $99.8B | 44.3 | - |
| CRWD | Crowdstrike Holdings Inc | 0.17% | $250.43 | -4.1% | $256.4B | 7014.9 | - |
| CSCO | Cisco Systems Inc | 0.15% | $104.51 | -3.8% | $412.0B | 31.4 | 1.63% |
| AVGO | Broadcom Inc | 0.14% | $326.08 | -5.5% | $1.56T | 41.6 | 0.8% |
ファースト・トラスト ナスダック・サイバーセキュリティETFの投資家向けチェックポイント
CIBRに投資する前に確認すべきポイントです。テーマ型ETFである以上、セクター集中度、コスト、値動きの性格を事前に確認することが望ましく、同種のセキュリティETFとの経費率や構成の違いも併せて見ておくと、選択の助けになります。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 経費率 | 長期保有時の累積コストへの影響を確認 | 年間経費率が適用 |
| 📊 セクター集中 | 単一テーマへの集中度合い | セキュリティセクターに集中 |
| 📈 値動き | 成長株の比率に伴う変動性 | 変動が大きめ |
| 💱 為替 | 円換算の収益率への影響 | 為替ヘッジなし |
単一テーマへの集中と高い成長株比率が、値動きの主な要因です。セキュリティセクターが軟調な局面や金利上昇局面では、短期的な損失がコアETFより大きくなる可能性があります。
サイバーセキュリティという構造的な成長テーマに分散投資したいサテライト資産として適しています。経費率や構成の違いを重視するならHACKやIHAKなどを、テクノロジーセクター全般への投資を望むならXLKなどを併せて比較することをおすすめします。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。
この記事は 2026年6月21日 時点の情報です。