2026年6月22日 ザラ場前ブリーフィング
今日のポイント
前日サマリー
6月18日(木)の米国株式市場は、半導体・ハイテク株が牽引し上昇して引けました。ナスダックが1.91%、S&P500が1.08%上昇した一方、ダウは0.14%上昇にとどまり、マイクロン($MU)・インテル($INTC)・サンディスク($SNDK)・KLA($KLAC)などメモリ・半導体が堅調さを主導しました。なお、6月19日はジュンティーンス(奴隷解放記念日)の休場で、3営業日ぶりの取引再開となります。先週のFOMCが金利を据え置きつつも、委員の半数近くが年内の追加利上げを見込むというハト派離れ(タカ派的)シグナルを発した点は、引き続き重荷として残っています。
現在の市場センチメント
本日の寄り付き直前の先物は小幅安です。S&P500先物が0.5%、ナスダック100先物が0.6%下落し、ダウ先物は187ポイントほど下げています。最大の変数は米・イラン交渉で、バンス副大統領が主導したスイス交渉で60日以内の最終合意を目標としたロードマップが策定されたとの報道を受け、原油価格は1バレル80ドル付近へ下落に転じました。ただしトランプ大統領による「合意不成立なら再爆撃・ホムズ海峡掌握」の威嚇が変動性を高めており、リスク選好は慎重な様子見に傾いています。週後半のPCE物価指数を控え、待機心理が広がる中で買い意欲も抑制される状況です。
ザラ場前ニュース一覧
本日のイベント
本日は相場を動かすような大型株の決算が事実上ない閑散な一日です。予定されている発表は超小型株のアウトドアホールディングス($POWW、ザラ場前)程度で、指数動向に与える影響は限定的です。
ビッグテック・大型株の決算が空欄なだけに、今週の市場の関心は個別銘柄の決算よりも、週後半の主要マクロ指標(PCE)に集中する見通しです。
マクロスケジュール
本日の米経済指標のスケジュールは閑散です。主要な金融政策イベントもなく、市場は週後半の重要指標に向けてウォーミングアップを進める流れです。
成長率の確定値は、これまでの速報値・暫定値から大幅に修正されるケースは稀で、市場への影響は限定的です。大きな幅の上方・下方修正が出た場合のみ短期的な変数となります。
FRBが最も重視する物価指標です。先週のタカ派寄りFOMCを受けた後、金利パスへの期待を再び揺らす変数であり、今日から木曜日までの市場動向は、実質的にこの発表に向けたポジション調整の過程と捉えるのが妥当です。
配当落ち
注目銘柄
本日のアクションガイド
本日も落ち着いて、ニュースのノイズよりも流れを見る一日をお過ごしください。
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