2026年6月3日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
前日の振り返り
6月2日(現地)ニューヨーク株式市場は、ダウ(+0.45%)・S&P500(+0.13%)・ナスダック(+0.03%)の3大指数がそろって最高値で引け、S&P500は終値ベースで初めて7,600を上回り7,609を記録しました。エヌビディアCEOの発言が追い風となりマーベル($MRVL)が1日で+32%急騰したほか、半導体が相場全体をけん引し半導体ETF($SOXX)は+5.79%高と急伸しました。一方で、マイクロソフト($MSFT -4.2%)・アルファベット($GOOGL -3.9%)・パランティア($PLTR -5.3%)など大型ソフトウェア・インターネット株がそろって急落し、AI資金がソフトウェアから半導体ハードウェアへと明確にローテーションする姿が目立ちました。引け後にパロアルトネットワークス($PANW)とウルトラビューティ($ULTA)が好決算を発表しましたが、指数が贪欲ゾーンまで上昇しているぶん、リスク選好が偏りすぎている点には注意が必要です。
現在の市場ムード
最高値更新の翌日にあたる本日、先物は調整色の展開となっています。ダウ先物は0.3%安、S&P500・ナスダック先物は横ばい、ラッセル2000先物は0.4%安と、利食いと様子見が混在する慎重なムードです。最大の材料は、本日の日本時間未明の引け後に発表されるブロードコム($AVGO)・クラウドストライク($CRWD)の決算であり、それに先立つ日本時間21時15分のADP民間雇用統計が金曜日雇用統計の前哨戦となります。一方、イランがクウェート・バーレーンに向けてミサイルを発射し、米軍がカーシム島を防衛目的で攻撃したことで原油価格が上昇(WTI +1.7%)しており、リスクプレミアムが市場にのしかかっていることも警戒材料です。
プレマーケットの主なニュース
本日のイベント
本日は引け後にビッグテックの決算が次々と控える「決算の夜」です。カレンダー上の銘柄の中でも市場インパクトが大きいものを中心に、注目点を整理しました。
マクロスケジュール
金曜日の5月雇用統計(NFP)を控えた「雇用ウィーク」の最初の節目です。
コンセンサス11.7万人 / 前回10.9万人。金曜の非農業雇用統計の先行指標として、予想を大きく上回れば利下げ期待が後退し、金利感応度の高いハイテク株に短期的な重荷となる可能性があります。
コンセンサス53.8 / 前回53.6。50を上回る拡大局面が続くか、特に価格・雇用の内訳項目がインフレ経路にどのようなシグナルを与えるかがポイントです。
配当落ち
注目銘柄
本日のアクション・ガイド
本日も落ち着いて、まずは初動の反応よりもガイダンスのトーンを最後まで見極める一日としていただければと思います。
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