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ETF紹介

EEMV ETFとはどんな商品か? - 收益率・経費率・構成銘柄・代替ETF総まとめ

2026年4月30日 更新

新興国株式へのエクスポージャーを維持しつつ、一般の新興国指数よりも低いボラティリティを求める投資家向けのiShares(アイシェアーズ)パッシブETF。

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このETFは何ですか?

MSCI新興国ミニマム・ボラティリティ指数に連動します。新興国全体の指数にボラティリティ制約条件を適用し、ポートフォリオ全体のボラティリティを最小化するように銘柄を選別・ウェイト付けします。

新興国株式へのエクスポージャーを望むものの、一般の新興国指数よりも価格変動リスクを抑えたい中長期投資家に適しています。

ブラックロック(iShares)が2011年に組成したパッシブ(指数連動)運用方式のETFです。

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どうやって投資しますか?

項目内容
連動指数MSCI新興国ミニマム・ボラティリティ指数
運用方式パッシブ(指数連動)
リバランス頻度半期1回
配当頻度半期配当
総経費比率0.25%
組入銘柄数約490〜500銘柄

新興国の大型・中型株全体からバーラ・マルチファクターモデルを活用し、ポートフォリオ全体の絶対ボラティリティが最小化されるよう銘柄と比率を調整します。国・業種別の最小・最大比率制約を設け、特定の国や業種への過度な集中を回避する設計となっています。

  • 新興国全体指数対比で低いポートフォリオボラティリティ設計
  • 26の新興国への分散+国・業種比率制約による偏り防止
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規模とコスト

運用資産(AUM)は $3.5B の規模であり、総経費比率(Expense Ratio)は年率 0.25% です。

同じミニマム・ボラティリティ手法を適用しつつ新興国のみに集中する構造のため、先進国を含むグローバル・ミニマム・ボラティリティETFとは国別のエクスポージャーが異なります。

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パフォーマンスと資金フロー

直近1年の株価推移
配当とリターン
配当利回り 2.28%
年間配当金 (TTM) $1.62
1年リターン +9.0%
次回権利落ち日 6/15/2026
52週価格レンジ
$71
最安値 $63 最高 $77
最安値比 +13.32% 最高値比 -8.08%

新興国資産はドル高・金利環境・中国景気の不確実性などに敏感に反応してきました。ミニマム・ボラティリティ戦略はこうした環境において一般の新興国指数対比で下落幅を抑える傾向がありますが、新興国強気相場では上昇への参加が制限される場合があります。

新興国への投資心理が冷え込む局面では、防衛的性質を持つミニマム・ボラティリティ商品へ資金が移動する傾向があります。一方、新興国全般が堅調さを示す局面では一般の新興国指数ETFへ資金が集中するため、相対的な資金流入が鈍化する可能性があります。

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メリットとデメリット

新興国ボラティリティの緩和が中核的な強みであり、強気相場でのリターン制限と為替エクスポージャーが主なリスクです。

💪 中核的なメリット

ボラティリティ緩和設計
新興国全体指数対比でポートフォリオ全体のボラティリティが低くなるよう設計されており、弱相場での防衛に有利です。
広範な分散
26の新興国・490銘柄超に分散されており、国・業種比率制約により偏りリスクが低くなっています。
合理的な経費水準
新興国アクティブファンド対比で経費負担が低いパッシブ運用方式です。
ブラックロック運用
世界最大の資産運用会社ブラックロックのiSharesブランドで運用されており、安定性が高いです。

⚠️ 注意点

強気相場でのリターン制限
ミニマム・ボラティリティ戦略の特性上、新興国強気相場では一般指数対比で上昇への参加が制限される場合があります。
為替エクスポージャー
円建て投資家はドル為替に加え、各新興国通貨の変動リスクも負担します。
中国・台湾・インドへの集中
ポートフォリオ内で少数国への比率が高く、当該国の政治・経済イベントに敏感です。
指数構成の複雑性
バーラ・オプティマイザー基盤の構成のため、単純な時価総額指数よりもポートフォリオの理解が複雑です。
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代替ETFと関連商品

同じミニマム・ボラティリティ手法ですが先進国を含む国際株式全般を対象とする EFAV、先進国を含む全世界をカバーする ACWV、そして類似の新興国低ボラティリティ戦略の EELV と比較できます。IDLV は新興国を除く先進国の低ボラティリティ・エクスポージャーに焦点を当てており、QLVD は先進国の配当・低ボラティリティ混合戦略です。さらに新興国全体の市場エクスポージャーを目的とするなら、一般の新興国指数連動ETFである EEM や VWO も代替として検討できます。

同じカテゴリの比較ETF
銘柄名称株価騰落AUM総経費率配当利回り1年
EFAVEFAViShares MSCI EAFE Min Vol Factor ETF$96.25+0.7%$5.5B0.20%2.97%+13.8%
ACWVACWViShares MSCI Global Min Vol Factor ETF$129.42+0.4%$3.4B0.20%1.83%+9.2%
EELVEELVInvesco S&P Emerging Markets Low Volatility ETF$27.79-0.0%$385.9M0.29%4.4%+3.6%
IDLVIDLVInvesco S&P International Developed Low Volatility ETF$35.63+0.3%$332.1M0.25%4.88%+7.5%
QLVDQLVDNorthern Trust DM ex-US Quality Low Vol$34.71+0.3%$53.7M0.12%2.98%+12.5%
上位保有銘柄
銘柄名称構成比株価騰落時価総額PER配当利回り
SKHYSK Hynix Inc ADR0.05%$149.21-8.0%$1.09T9.71.5%
TSMTaiwan Semiconductor Manufacturing ADR0.05%$406.13-6.0%$2.11T26.11.01%
BNSBank Of Nova Scotia0.02%$93.76-1.7%$115.5B17.03.44%
BNYBank Of New York Mellon Corp0.01%$147.11-1.5%$99.8B16.31.58%
CHTChunghwa Telecom ADR0.03%$48.99+0.9%$38.0B29.93.37%
BMRCBMRCBank of Marin Bancorp0.01%$28.37-1.5%$460.5M-3.52%
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投資家向けチェックポイント

EEMV への投資前に確認すべき重要事項です。新興国特有のリスク要因とミニマム・ボラティリティ戦略の特性、そしてコスト構造を事前に理解した上で参入することが大切です。

チェックポイント確認内容現在の状況
💵 経費比率長期保有時の累積コスト影響を確認0.25% 適用
🌏 国別集中度上位国の比率および地政学リスクを確認確認が必要
📉 ボラティリティ緩和効果一般の新興国指数対比での下落防衛水準戦略設計上、ボラティリティは低め
💱 為替ドルおよび新興国通貨の変動影響為替ヘッジなし

新興国全般の政治・経済の不安定、ドル高、新興国通貨安が主なリスク要因です。ミニマム・ボラティリティ戦略であっても、新興国資産特有のマクロリスクを完全に除去することはできません。

新興国株式に分散投資しつつボラティリティ負担を抑えたい投資家に適した選択肢です。新興国強気相場でのリターンを最大化することが目的ならば、一般の新興国指数ETFである EEM や VWO の方が適している可能性があります。

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免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。

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