AVRY ETFとは?収益率・総経費率・構成銘柄・代替ETFを総まとめ
エイボリー・ファウンデーショナルETF(AVRY)は、米国上場株式を少数銘柄に絞り込んで組み入れるアクティブETFです。分配方針や報酬構造、銘柄選定の方法、今後の見通しを併せて検討したうえで判断すべき商品といえます。
エイボリー・ファウンデーショナルETFとは?
米国上場株式のなかから、長期的な構造変化の中心に立つ企業を自ら調査して組み入れるアクティブETFです。特定の指数にそのまま連動するのではなく、運用チームのファンダメンタル分析によって少数の銘柄を選び、比率を決めます。
指数連動ではなく、運用チームの銘柄選定力に期待して米国株に投資したい投資家に向いています。少数銘柄への集中から生じる値動きに耐えられることが前提です。
エイボリーが運用するアクティブ(積極運用)方式のETFです。
エイボリー・ファウンデーショナルETFの投資方法は?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | なし(ベンチマーク対比のアクティブ運用) |
| 運用方式 | アクティブ(銘柄を直接選定) |
| リバランス頻度 | 運用チームの判断により随時 |
| 配当・分配頻度 | 頻度は未確定(公式資料での確認が必要) |
| 総経費率 | 0.89% |
消費・企業・市場における長期的な需要変化の中心的な役割を担う企業を探し出し、絞り込んで組み入れます。経営陣、市場成長性、シェア、マージン、バリュエーション倍率、安全余裕度という6つの軸で企業を分析し、構造的な恩恵を受ける企業と、事業転換に成功する企業を分けて評価します。
- 指数の複製ではなく、独自調査に基づく銘柄選定
- 保有銘柄を数十程度に絞った集中型ポートフォリオ
- 成長株とバリュー株を一つの戦略内で併せて扱う構造
エイボリー・ファウンデーショナルETFの規模とコスト(運用資産・運用報酬)
運用資産総額は$71.8M規模で、総経費率は年0.89%です。
広範なコアETFと比べると報酬負担が明らかに大きく、取引の流動性もまだ薄めです。売買の際は気配値の差を確認しておくとよいでしょう。
エイボリー・ファウンデーショナルETFの成績と動向
集中型ポートフォリオのため、市場全体の動きよりも個別の保有銘柄の成績が収益率を左右します。ベンチマークとの乖離幅が、広範な指数連動ETFより大きくなる局面も生じます。
ここ数年、アクティブETFへ資金が着実にシフトしています。ただし新規上場の商品は当初の資金規模が小さく、運用実績が積み上がるまでは資金流入のペースが緩やかな傾向にあります。
エイボリー・ファウンデーショナルETFのメリットとデメリット
運用チームの銘柄選定に期待して指数を上回る成果を狙う構造であり、高い報酬と少数銘柄への集中がその対価となります。
💪 主なメリット
エイボリー・ファウンデーショナルETFの代替ETFと関連商品
表に挙げたITOT・SCHB・IWVのような商品は、米国株式全般を丸ごと組み入れる広範なコアETFで、報酬や運用規模の観点では本ETFと大きく対照的です。これらの商品は低い報酬と大きな規模が強みであり、本ETFは銘柄選定に対価を支払う構造です。アクティブ運用をさらに探すならARKKやAVUSのような商品、低報酬のコアならVTIやVOOも併せて比較してみる価値があります。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| iShares Core S&P Total U.S. Stock Market ETF | $165.57 | -0.5% | $96.3B | 0.03% | 1.02% | +12.7% | |
| Schwab U.S. Broad Market ETF | $29.19 | -0.5% | $44.6B | 0.03% | 1.05% | +12.6% | |
| Vanguard Extended Market Index ETF | $229.36 | -0.2% | $30.0B | 0.05% | 1.06% | +8.4% | |
| iShares Russell 3000 ETF | $430.72 | -0.5% | $20.4B | 0.20% | 0.88% | +12.8% | |
| iShares S&P 100 Fund | $377.29 | -0.6% | $20.4B | 0.20% | 0.86% | +12.2% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| XYZ | Block Inc | 0.21% | $76.46 | -3.2% | $45.9B | 136.1 | - |
| ZM | Zoom Communications Inc | 0.20% | $95.77 | -0.5% | $27.9B | 8.9 | - |
| Clear Secure Inc | 0.17% | $45.38 | -0.5% | $6.1B | 31.0 | 1.54% | |
| Zillow Group Inc | 0.06% | $32.98 | -2.9% | $7.5B | 146.4 | - | |
| OKTA | Okta Inc | 0.06% | $213.05 | +5.8% | $37.2B | 128.7 | - |
| AMZN | Amazon.com Inc | 0.06% | $248.00 | -0.9% | $2.68T | 19.9 | - |
| Omnicell Inc | 0.06% | $37.75 | +1.8% | $1.7B | 44.6 | - |
エイボリー・ファウンデーショナルETFの投資家向けチェックポイント
本ETFに投資する前に確認すべき点を整理しました。アクティブ商品は、コストや集中度、運用実績、取引環境まで併せて見てはじめて判断できます。以下の4点を順に点検してみてください。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 総経費 | 長期保有時の累積コスト負担 | コアETFより高め |
| 📊 保有の集中度 | 上位銘柄の比率と銘柄数の推移 | 集中型運用 |
| 💧 流動性 | 1日の売買代金と気配値の差 | 要確認 |
| 💰 配当 | 分配方針と頻度 | 公式資料での確認が必要 |
少数銘柄への集中と運用チームの判断への依存が、値動きの主な要因です。選定が外れれば、広範な指数を大きく下回る局面も出てきます。円建てで投資する場合は、為替変動も併せて負うことになります。
米国株エクスポージャーの中心に据えるより、サテライト資産として組み入れるほうが無難です。コストを優先するならITOT・SCHBのようなコア商品が、運用チームの銘柄選定に対価を払う考えであれば本ETFが検討対象となります。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。
この記事は 2026年9月18日 時点の情報です。