2026年6月26日 取引開始前ブリーフィング
今日のポイント
前日のまとめ
昨日の米国株式市場はまちまちな動きでした。Dowは0.14%高の51,920で取引を終えた一方、Nasdaqは0.46%安の25,358となり、4営業日続落して2月以来となる長期の弱含みとなりました。S&P500は概ね横ばい(-0.01%)でした。Apple($AAPL)がMacBookとiPadの値上げを発表した影響から6%急落し、ビッグテック全体を押し下げました。一方、前日の通常取引終了後に好決算を発表したMicron($MU)は17%暴騰し、半導体・メモリー関連銘柄が指数の下支えとなりました。また、前日発表された5月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年比4.1%と31カ月ぶりの高水準を記録し、FRBの利下げ期待をさらに後退させました。投資心理は恐怖圏にとどまり、リスク回避の色合いが強い状態です。
現在の市場ムード
本日の取引開始を控え、先物市場は軟調に始まっています。Nasdaq先物は1%超、S&P500先物も約0.5%下落しており、Dow先物のみ横ばいを維持しています。夜間、Samsung ElectronicsやSK hynixなどアジアのメモリー関連主要銘柄が取引時間中に最大10%急落し、総合株価指数の取引が一時停止されたため、昨日Micronが主導した反発は一日で反転する展開となっています。Micron、Western Digital($WDC)、SanDisk($SNDK)など米国のメモリー関連銘柄も時間外取引でそろって軟調です。リスク回避ムードが強まる中、本日の最大の焦点は、アジア発メモリー株の売りが米国半導体株にそのまま波及するか、そして勢いを失いつつあるAI取引に対する信頼を維持できるかです。
取引開始前のニュースまとめ
本日のイベント
本日は決算発表の閑散期で、市場を揺るがすような大型発表はありません。取引開始前の発表予定銘柄で、時価総額が最大の企業は建築用ガラス・フレームメーカーであるApogee Enterprisesです。
その他の発表予定銘柄もすべて小規模銘柄であるため、本日の相場の方向性は決算発表よりも半導体とビッグテックの動きに左右される可能性が高そうです。
マクロスケジュール
本日の米国経済指標の発表予定は閑散です。
6月のミシガン大学消費者態度指数確報値が発表されます。市場予想は50.0で、速報値を基にした前回値は48.9と、依然として低調な水準です。同時に発表される1年期待インフレ率の確報値(前回4.6%)も確認対象で、前日のPCE4.1%という衝撃直後だけに、期待インフレ率がさらに大きく動いた場合には、利下げ期待を一段と押し下げる可能性があります。ただし確報値であるため、速報値ほどの衝撃は限定的です。週内の指標発表は実質的にこれが最後となり、来週には30日の米労働市場求人件数(JOLTs)と消費者信頼感指数、7月1日のADP雇用統計とISM製造業景況指数、2日の非農業部門雇用者数(NFP)が相次いで予定されています。
配当落ち
注目銘柄
テクニカル指標上来看、本日は以下の銘柄が注目されます。
本日の行動ガイド
本日も冷静に、値動きに振り回されるのではなく、その流れが生じた理由を見極める一日にしてください。
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