2026年6月17日 ザラ場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のまとめ
前日の米国株式市場は明確な明暗が分かれる展開となりました。ダウ工業株30種平均が0.64%上昇し、初めて52,000ラインに迫って最高値圏を固めた一方、ナスダック総合指数は1.15%、S&P 500は0.57%下落しました。国際原油価格の下落によりインフレ圧力が緩和され、金融・景気敏感株に資金が集中するなか、半導体ETF(SOXX)が5.9%急落するなど、AI半導体株が利食い売りに連れ安となったことが指数の足かせとなりました。上場後3日連続で上昇基調を続けたSpaceX($SPCX)は取引時間中にAmazonの時価総額に肉薄し、市場の高い関心を集めました。
現在の市場雰囲気
本日の取引開始を控えた先物市場は、慎重な反発を試みています。ナスダック先物が約0.2%上昇し、前日急落したハイテク株の回復を主導しているほか、S&P500先物(+0.15%)とダウ先物(横ばい圏)も底堅い動きです。国際原油価格は米イランの供給期待を受けて下落傾向が続き、ブレント原油は1バレル79ドル台で推移し、10年物米国債利回りは4.44%へ低下しました。もっとも、本日の市場の視線はすべて韓国時間未明3時のケビン・ウォーシュ新議長による初の連邦公開市場委員会(FOMC)の判断に集まっており、それまでは様子見ムードが優勢です。
取引開始前のニュースまとめ
今日のイベント
本日はザラ場開始前の発表が中心です。市場影響の大きい銘柄を中心に取り上げます。
マクロスケジュール
本日は金融政策が市場の方向性を決定する一日となります。
コア小売売上高はコンセンサス0.5%(前回0.7%)、前月比のヘッドライン小売売上高も0.5%(前回0.5%)が見込まれています。ザラ場開始直前の発表だけに、消費モメンタムの減速有無が初動のムードを左右する可能性があり、FOMCを控えたインフレ・消費判断の最後の手がかりとなります。
CME FedWatchツールに基づく金利据え置き(上限3.75%)の確率は99%を超えています。論点はドットチャートです。5月のヘッドライン物価が4%を超え、関税由来のインフレ圧力が加わるなか、一部委員が年内利上げを基本シナリオとして提示する可能性が指摘されています。据え置きそのものよりも、声明文のトーンとウォーシュ議長の初の記者会見(韓国時間03:30)でのメッセージが市場反応を左右する見通しです。
配当落ち
注目銘柄
今日の行動ガイド
本日も落ち着いて、結果よりも流れを見る一日にしてください。
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