2026年5月13日 ザ前場ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
前日の米国株式市場は、4月CPIヘッドラインが3.8%(2023年5月以来の高水準)でコンセンサス3.7%を上回り、利益確定売りに押されました。ダウ($DJI)は+0.11%でほぼ横這い引けでしたが、S&P500は7,400.96(-0.16%)、ナスダックは26,088.20(-0.71%)と半導体・ビッグテック中心に軟調で、特にクアルコム($QCOM)は-11〜12%で2020年以来最悪の1日となりました。マイクロン($MU)-3.6%、AMD($AMD)-2%と、1ヶ月の上昇局面からの利益確定が広範化し、時間外ではオークロ($OKLO)がQ1 EPS $-0.19(予想$-0.20を小幅上回る)を発表しましたが、-0.86%と大きな変動はありませんでした。
現在の市場センチメント
水曜日の寄付きを控え、先物市場は反発を試みている状況です。S&P500先物は+0.24%、ナスダック先物は+0.80%と持ち直しの動きですが、ダウ先物は-0.24%と利益確定圧力が残っています。ポリマーケット基準のS&P500上昇スタート確率は83%で織り込まれていますが、韓国時間21:30発表の4月PPI(コンセンサス+0.5% m/m)と、場立ち前のアリババ($BABA)、場引け後のシスコ($CSCO)決算が方向感を分ける変数です。WTI原油が$102台で推移し、10年物国債金利が4.4%台を維持する中、リスク選好は維持されるものの攻撃的ではない様子見ムードが優勢です。
場立ち前のニュースまとめ
本日のイベント
本日の決算の核心は、韓国時間夕方のアリババ($BABA、場前) と深夜のシスコ($CSCO、場後) という2大ビッグネームです。両社ともAIインフラ・クラウド収益化の現状を市場示す試金石となります。
マクロスケジュール
本日はインフレの第二幕が明らかになる一週間の中の分岐点です。
コンセンサスはヘッドライン+0.5% m/m。昨日発表されたCPI 3.8% YoY(2023年5月以来の高水準)直後のため、生産者段階でもインフレの粘着性が維持されているかがポイントです。PPIがコンセンサスを上回れば6月利下げ期待が一段と後退し、10年物国債金利の追加上昇+ビッグテック・ハイパーグロース株への圧迫が強まる公算が大きいです。コンセンサスを下回れば昨日売り込まれたクアルコム($QCOM)・マイクロン($MU)など半導体にとっての短期反発の材料となり得ます。
Jerome Powell議長の任期は5月15日(金)に満了。Kevin Warsh候補のFRB理事承認はすでに通過しており、今週中に議長職の採決が見込まれます。任期満了後、Powellは理事として残留することを決断。金融政策の方向性・ドットプロット解釈に短期的な政策不確実性が加わり、6月FOMCを前に新議長の最初のメッセージのトーンが相場の方向感を左右する可能性があります。
配当落ち
注目銘柄
テクニカルシグナル+決算モメンタムの観点から、本日注目すべき3銘柄を整理します。
本日の行動ガイド
本日も落ち着いて、決算結果よりも流れを見る1日をお過ごしください。
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