2026年8月6日 ザ前場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
昨日の米株式市場は指数によって方向感が分かれました。ダウは0.49%上昇して史上最高値圏で引けたものの、ナスダックは0.83%、S&P500は0.17%下落しました。ヘルスケアと素材セクターが1%超上昇した一方、原油安の影響でエネルギーが2.07%下げ、最も低迷しました。VIX(ボラティリティ指数)は15.83まで低下し、市場全体の不透明感自体は大きくありませんでした。
現在の市場ムード
オープン前の先物はまちまちです。ダウ先物が0.2%台で上昇する一方で、ナスダック先物は0.4%台で下落しています。イランとオマーンによるホルムズ海峡の航路合意を受けて原油価格がバレルあたり79ドル付近まで下がったことはリスク選好の追い風ですが、昨日のクローズ後にアップラビン(Applovin)が売上高の伸び悩みを理由に時間外で19%超急落しており、高成長のハイテク株には逆風が吹いています。本日の最大の変数は韓国時間で21:30に発表される週間新規失業保険申請件数と、オープン前にあるデータドッグの決算です。
オープン前のニュース一覧
本日のイベント
オープン前の発表から確認します。
クローズ後の発表です。
マクロスケジュール
予想は20万件、前回値は19万件程度です。初めて失業給付を申請した人数を集計した指標で、雇用市場の温度感を毎週最も早く確認できるデータです。明日発表される7月雇用統計の予告編という位置づけのため、本日の数字には市場が敏感に反応する可能性があります。予想を大きく上回れば景気減速懸念が、下回れば利下げ期待の後退が意識されます。
米国のサービス業の景況感を示す指標です。50を上回れば拡大、下回れば収縮を意味します。予想値と前回値は確定値が公開されていないため、発表数字そのものをそのまま確認する必要があります。内訳の雇用指数と価格支払指数を併せて見るのが望ましく、価格支払指数が上振れすればインフレ圧力が意識され、利下げ期待が後ずれする可能性があります。
配当落ち
注目銘柄
マイクロソフトはRSI( Relative Strength Index、株価の上昇モメンタムを0〜100で示す指標)が76まで上昇し、一般的にも過熱とされる70を大きく上回りました。昨日は1.09%下落し487.46ドルで引けており、過熱シグナルと下落が重なっているため、新規で買うよりも調整が一巡するのを待つ方が無難です。
アリスタ・ネットワークスは昨日3.57%上昇し197.31ドルで引け、ボリンジャーバンド(株価の移動平均と変動幅を帯状に描いた指標)の上限を上抜けしました。RSIは65.7で、いまだ過熱圏には入っておらず、上限ブレイク後の流れが継続するかどうかがポイントです。
パランティアはRSI 68.7とボリンジャーバンド上限突破が同時に点灯した直後、昨日2.61%下落して158.42ドルで引けました。過熱シグナル直後の下落のため、高値追いは避け、まずは下値の支持を見極めたい局面です。
本日のアクションガイド
本日も冷静に、良い一日をお過ごしください。
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