2026年5月4日 場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
先週金曜日(現地5月1日)、米国株式市場は S&P500が過去最高値(7,230.12、+0.29%) を更新し、5月の最初の取引日を終値で強く終えました。ナスダック(+0.89%)は $ORCL(+6.5%)・$INTC(+5.4%)・$SHOP(+5.5%)などの半導体・クラウド銘柄が押し上げましたが、ダウ(-0.31%)は $AMGN(-4.8%)・$MCD(-2.4%)の軟調に押し下げられました。週末には バークシャー・ハサウェイの第1四半期決算(純利益101億ドル、現金残高3,974億ドル)と グレッグ・アーベル新CEO体制下で初の株主総会 が開催され、本日の $BRK-B の通常取引における反応が最初の試練となります。
現在の市場ムード
本日韓国時間午後7時時点で 先物市場はまちまちでスタート しています。ナスダック先物(+0.29%)が最も強く、S&P500先物(+0.12%)は概ね横ばい圏、ダウ先物(-0.19%)は小幅安です。過去最高値圏の重石はあるもののリスク選好は生きており、 ホルムズ海峡封鎖が2週目に入り、原油価格(ブレント $109・WTI $103付近)の追加変動性 が最大の変数として残っています。トランプ大統領が日曜日に発表した「プロジェクト・フリーダム」(米軍による護衛下の商船通過作戦)に対し、市場は「大きな期待はなし」と反応しており、今週後半の 金曜日4月雇用統計(コンセンサス6万人、3月の17.8万人から急減予想)と 本日引け後のパランティア($PLTR)決算 が、短期的な方向性を決める二番目・三番目の変数です。
場前のニュース一覧
本日のイベント
本日は 引け後のパランティア($PLTR) が事実上唯一のビッグイベントです。場前(BMO)発表銘柄は、週末に結果が公開された $BRK-B を除けば、時価総額に影響を与える大型銘柄は少数です。
マクロスケジュール
本日の米国スケジュールは 市場を動かすような重要なマクロ発表がありません。 代わりに市場の視線は二つの大きなイベントに早くから向いています。
米軍駆逐艦・航空機約100機・兵力1万5,000名が投入され、封鎖された商船の通過を護衛します。イラン議会の安保委員会が「停戦違反・根拠のない主張」と拒否の意向を表明していることから、 ブレント原油が $115 を超えて再上昇した場合、航空・消費財・金利敏感株に直ちに重石 となる可能性があります。ムーディーズ・アナリティクスは「ブレント原油 $125 が持続すれば景気後退のシグナルだ」と警告しています。
コンセンサスの新規雇用者数は6万人で、3月(17.8万人)対比で大幅な減速見通しです。減速がコンセンサス通りであれば6月利下げ期待が再浮上する可能性があり、逆に12万人を上回れば 利下げ時期の後退 → 長期金利の再上昇 → ビッグテックのバリュエーションへの圧力 につながる可能性があります。
除配当
注目銘柄
$PLTR — RSIは短期的に過熱圏にありますが、決算を前にオプションのインプライド・ボラティリティが±10%まで価格に織り込まれているため、決算結果そのものよりも コンファレンスコールでのAIプラットフォーム(AIP)のARR・商業部門における新規契約件数が、翌日のギャップの方向性を決定 します。
$BRK-B — 営業利益の小幅未達にもかかわらず、保険引受利益+29%・現金残高過去最大など、ファンダメンタルズは良好です。通常取引初日の反応が-1%以内に収まれば、短期的な押し目買いシグナルとして解釈可能です。
$ORCL — 金曜日の +6.5% の急騰でRSIが短期的に過熱圏入り。AIクラウド受注モメンタムは継続していますが、利食い売りに備える必要があります。
本日の行動ガイド
本日も落ち着いて、 決算結果よりもコンファレンスコールのトーン を最後まで確認する一日になりますように。
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