2026年4月14日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
市場ムード
本日、米国株式先物は小幅高で寄り付いている。NASDAQ先物が+0.48%で最も強く、S&P500先物は+0.25%、ダウ先物は+0.17%となっている。前日のホルムズ海峡封鎖ショックを乗り越えV字回復に成功したラリーが続く展開だ。原油価格はWTI基準で2.3%下落し、1バレルあたり$96.83まで下がり、米イラン対話再開への期待が反映されている(CNBC)。アジア株式市場も日経+2.43%、KOSPI+2.74%と力強い上昇となり、グローバルなリスクオン・フローが確認されている(CNBC)。
本日のイベント
本日はQ1決算シーズンのハイライトである。取引開始前に大手銀行4行が一斉に決算を発表する。JPMorgan($JPM)はEPS $5.41、売上高$48.2B(+6.4% YoY)がコンセンサスであり、前日のゴールドマン・サックスの株式トレーディング過去最高記録に続き、トレーディング部門のパフォーマンスが注目される。Wells Fargo($WFC)はEPS $1.58、売上高$21.8B(+8% YoY)、Citigroup($C)はEPS $2.63、売上高$23.6B(+9% YoY)と堅調な成長が期待される。BlackRock($BLK)もプレマーケット決算発表予定で、前日は米国株式の配分拡大を宣言しただけに、運用資産残高と純流入データに関心が集まる。
経済指標としては、09:00 ETにIMF世界経済見通し(WEO)4月版が発表される。世界の成長率見通しは3.3%へ小幅上方修正される見込みだが、イラン戦争に伴うエネルギーコスト上昇と貿易分断化リスクへの警告もあわせて示される見通しである。
前日終値の振り返り
月曜日(4/13)の米国株式市場はホルムズ海峡封鎖ショックを克服し、イラン戦争後の最高値を記録した。S&P 500 +1.02%(6,886.24)、NASDAQ +1.23%、ダウ +0.63%。トランプ大統領の「イランはディールを望んでいる」発言と、ゴールドマン・サックスCEOによるソフトウェア売られ過ぎとの診断がV字回復を牽引した。Oracle($ORCL)が+12.7%急騰しソフトウェア相場を主導、テクノロジーセクター(+2.1%)が市場全体をけん引した。恐怖強欲指数は41(Fear)、VIXは19.17と小幅に安定。前日の市況サマリーを見る
注目銘柄
JPMorgan($JPM) — 本日、プレマーケットにQ1決算発表予定。前日のゴールドマン・サックスが株式トレーディングで過去最高を記録しただけに、JPMorganのトレーディング・投資銀行部門のパフォーマンスに市場の関心が集まっている。コンセンサスはEPS $5.41、売上高$48.2B。
Intel($INTC) — RSI 77.9と、時価総額上位銘柄の中で最も高い買われ過ぎ水準にある。4月に入り急角度のラリーを続けてきたが、過熱圏では利食い圧力が出る可能性がある。
AT&T($T) — RSI 27.4と、深い売られ過ぎ圏にある。前日は-3.2%下落し通信セクターの弱さを主導したが、技術的な反発の余地が蓄積されている。リスクオンへの転換がディフェンシブ銘柄にも波及するかどうか注目する必要がある。テクニカルシグナル・レポート
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