2026年4月13日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
市場ムード
本日の米国株式先物はそろって下落スタートとなっている。週末にイスラマバードで開催された米国とイランの和平交渉が決裂した後、トランプ大統領がホルムズ海峡の海上封鎖を宣言したことでWTI原油が7%以上急騰し、1バレル$103を突破した(CNBC)。ダウ先物は517ポイント(-1.1%)安、S&P500先物(-0.6%)とナスダック先物(-0.7%)も連れ安となっている。アジア株も日経(-0.74%)、ハンセン(-1.01%)、KOSPI(-0.86%)など全般的に軟調で(CNBC)、原油急騰によるインフレ再燃懸念が市場心理を圧迫している。
本日のイベント
本日はQ1決算シーズンが本格的に開幕する日である。取引開始前にゴールドマン・サックス($GS)が第1四半期決算を発表する。コンセンサスEPSは$16.41、売上約$17.0Bで前年比12.9%成長が見込まれており、トレーディングおよび資本市場部門の好調が期待される。直近4四半期平均で14%の好決算サプライズを記録してきた。産業財の代表銘柄であるファストナル($FAST)もプレマーケット発表予定で、EPS $0.30(+15.4% YoY)、売上$2.2B(+12.2% YoY)がコンセンサスである。
経済指標では、10:00 ETに3月の中古住宅販売が発表される。前月の409万戸から小幅増加が見込まれており、住宅市場回復トレンドを確認するデータとなる。
今週は火曜日に$JPM、$C、$WFC、$BLK、水曜日に$BAC、$MSなど大手銀行の決算が続く決算ウィークである。原油急騰と地政学リスクの中で、金融株のトレーディング収益とリスク管理に関するコメントが市場の方向性を左右しうる。
前日終値ふりかえり
金曜日(4/10)の米国株式市場はまちまちで終えた。ナスダックが+0.35%上昇し、半導体中心のハイテク株堅調が目立ち、ブロードコム($AVGO、+4.7%)、$AMD(+3.5%)、エヌビディア($NVDA)などが上昇をけん引した。一方でダウ(-0.56%)とS&P500(-0.11%)はヘルスケア(-1.35%)、生活必需品(-1.29%)、金融(-1.09%)セクターの軟調により小幅下落となった。恐怖・強欲指数は38(Fear)水準、VIXは19.33で安定推移だった。前日の市況サマリーを見る
注目銘柄
サービスナウ($NOW) — RSI 22.4で、時価総額上位銘柄の中で最も深い売られ過ぎ圏に突入した。金曜日の-7.6%急落後にテクニカル反発の可能性があるが、ソフトウェアセクター全般の弱さ($CRM、$INTU、$WDAYの連れ安による売られ過ぎ)が続いており、慎重なアプローチが必要である。
ブロードコム($AVGO) — RSI 70.9の買われ過ぎ圏で金曜日に+4.7%急騰した。半導体株堅調は続いているが、原油急騰によるリスクオフムードの中で利食い売りの圧力が出る可能性がある。
ゴールドマン・サックス($GS) — 本日プレマーケットにQ1決算発表予定。直近4四半期平均で14%の好決算サプライズを記録しており、トレーディング部門の好調が期待される。決算結果次第で、今週続く金融セクター決算全体の方向性が決まりうる。テクニカルシグナル・レポート
一覧へ免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。