CGIC ETFとはどんな商品か?収益率・信託報酬・構成銘柄・代替ETFを総まとめ
米国を除くグローバル優良株にアクティブ運用で投資し、マルチマネージャー体制によるリスク分散と収益の最大化を目指します。
このETFはどんな商品ですか?
米国外の大型株を中心に、持続可能な競争優位を持つ企業を厳選して投資します。それぞれ異なる強みを持つ複数のマネージャーが独立してポートフォリオを運用することで、単一マネージャーのリスクを抑え、多角的な視点を反映する戦略をとっています。
米国市場に偏ったポートフォリオを補完し、グローバルな優良企業から配当と成長の両方を得たい投資家に適しています。
Capital Groupが2024年に上場させた、アクティブ(積極運用)方式のETFです。
どのように投資しますか?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用方式 | アクティブ(グローバルコア株) |
| 連動指数 | MSCI ACWI ex USA Index(ベンチマーク) |
| リバランス頻度 | 随時(アクティブ運用) |
| 配当頻度 | 四半期配当 |
| 総経費率 | 0.54% |
個別企業のファンダメンタルズ分析に基づくボトムアップ型の銘柄選定を行います。産業支配力の高い欧州の高級ブランドやヘルスケア企業から、アジアの半導体大手まで、世界各地の優良資産を保有し、市場環境に応じて地域・セクターの比率を柔軟に調整します。
- 長い運用実績を持つCapital Groupのマルチマネージャー運用体制
- 成長性と配当の安定性を兼ね備えたグローバルポートフォリオ
規模とコスト
運用資産残高は$2.6B規模で、総経費率は年0.54%です。
表に掲載しているVYMIやVIGIのようなパッシブ型の配当ETFと比べると運用コストはやや高めですが、積極的な銘柄選定によって市場を上回る収益を目指すという差別化された価値を提供します。
パフォーマンスと動向
上場以来、世界的な金利環境の変化や、人工知能産業の拡大を背景としたアジア半導体企業の好調に支えられ、良好な成績を記録しています。欧州大型株の堅調な業績も収益率の下支えとなっています。
米国市場のバリュエーション負担を感じる投資家が海外の優良株に目を向けており、資金流入は活発です。アクティブ運用を好む機関投資家の参加も着実に続いています。
メリットとデメリット
世界の優良資産へ能動的にアクセスできる一方で、アクティブ運用に伴うコスト負担や、海外市場特有の変動性には注意が必要です。
💪 主なメリット
⚠️ 注意点
代替ETFと関連商品
表に掲載しているDFAI・DFIC・DFAXは、Capital Groupと同様にファクターに基づく能動的な投資を志向する競合商品です。米国を除く全世界の市場に対してコスト効率の高いパッシブ投資を望むなら、VXUSやIXUSが代表的な代替候補となります。また、配当収益よりも先進国の大型株だけに集中したい場合は、VEUも併せて検討する価値のある選択肢です。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Vanguard International High Dividend Yield ETF | $101.40 | -0.5% | $21.8B | 0.07% | 3.67% | +18.5% | |
| Dimensional International Core Equity Market ETF | $41.39 | -1.0% | $18.3B | 0.18% | 2.45% | +12.8% | |
| Dimensional International Core Equity 2 ETF | $37.47 | -1.1% | $15.3B | 0.22% | 2.55% | +13.5% | |
| Dimensional World ex U.S. Core Equity 2 ETF | $35.82 | -1.6% | $12.2B | 0.28% | 2.5% | +12.6% | |
| Vanguard International Dividend Appreciation ETF | $98.17 | -0.3% | $9.2B | 0.07% | 2.13% | +10.1% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TSM | Taiwan Semiconductor Manufacturing ADR | 0.17% | $406.13 | -6.0% | $2.11T | 26.1 | 1.01% |
| Capital Group Core Balanced ETF | 0.06% | $36.69 | -1.1% | $0.0M | - | 1.97% | |
| ASML | ASML Holding NV | 0.08% | $1565.90 | -6.5% | $603.5B | 38.6 | 0.66% |
| SKHY | SK Hynix Inc ADR | 0.02% | $149.21 | -8.0% | $1.09T | 9.7 | 1.5% |
| TTE | TotalEnergies SE | 0.02% | $95.33 | +1.4% | $212.0B | 9.4 | 4.27% |
投資家チェックポイント
Capital Group International Core Equity ETF(CGIC)に投資する際に確認すべき主なチェックリストです。アクティブ運用の特徴とコスト構造を慎重に見極める必要があります。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 運用コスト水準 | インデックスETFと比べた経費率の確認 | やや高め |
| 🌏 地域別エクスポージャー | 欧州、アジアなど主要投資地域の比率 | 適度に分散 |
| 📈 パフォーマンス比較 | ベンチマークに対する超過収益の達成状況 | 確認が必要 |
| 💱 為替エクスポージャー | 保有資産の通貨構成と為替の影響 | 為替ヘッジなし |
アクティブ運用商品は、市場平均とは異なる成績になる可能性が高い点に留意が必要です。投資先の海外各国の経済状況や為替変動が、短期の収益率に大きく影響することがあります。
海外市場の優良企業を専門家の視点で選別して保有したい方に適したコア資産です。ポートフォリオの地域分散を図りつつ、質の高い成長を期待する投資家におすすめです。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。