セムテック($SMTC) 2027会計年度第2四半期決算分析 — 売上高・調整EPSが予想上振れ、次四半期ガイダンスは強気
決算成績表
売上高: 3.419億ドル (前年同期比 +33%、予想3.29億ドル) ✅ 予想上振れ
EPS(1株当たり利益): 調整ベース0.71ドル (予想0.61ドル) ✅ 予想上振れ
ガイダンス: 新規提示 — 2027会計年度第3四半期売上高4.10億ドル(±500万ドル)、調整EPS1.05ドル(±0.03ドル)
株価反応: 時間外 +3.51% ($132) — 韓国時間08-26 06:00時点
好材料
過去最高の売上高: 3.419億ドルで前年同期比+33%、予想(3.29億ドル)を上回る
調整EPS: 0.71ドルで予想(0.61ドル)を上回り、前年0.41ドルから増加
次四半期ガイダンス: 売上高4.10億ドル(±500万ドル)・調整EPS1.05ドル(±0.03ドル)を新たに提示
シグナルインテグリティ部門が人工知能データセンター向けネットワーキング需要を背景に成長を牽引しました。調整営業利益率も同時に上昇し、利益が売上高よりも速いペースで拡大しました。経営陣は、新規受注と受注残が次会計年度まで続く可視性を与えていると述べました。
懸念材料
GAAP純利益の幻惑: 純利益1.601億ドル・1株当たり1.59ドルは税還付(約1.014億ドル)の影響が大きい
IoTのマージン低調: 同部門の売上総利益率は34.0%で、半導体製品(62.8%)との差が大きい
モジュール事業の売却進行: セルラーモジュールを売却対象に分類しており、ポートフォリオ転換リスクが残存
GAAPベースのEPSだけを見ると、本業の力を見誤りやすい状況です。低マージン事業の整理過程では短期的な変動性も残る可能性があります。次四半期は、提示された売上高とマージンが実際に出るかどうかが検証ポイントです。
会社のコメント
Hong Hou最高経営責任者は、主力事業で過去最高の売上高を達成し、利益が売上高を上回るペースで伸びたと評価しました。Mark Lin最高財務責任者は、これを強力な営業・フリーキャッシュフローに転換したとし、第3四半期も受注モメンタムが売上高と利益成長につながるとの見通しを示しました。
市場の反応と今後のポイント
成長加速を示すガイダンスが前四半期実績を大きく上回った点が、時間外での買い材料となった背景と考えられます。
次四半期売上高が4.05億〜4.15億ドルのレンジに落ち着くか
シグナルインテグリティ(人工知能データセンター)の売上高増加傾向が持続するか
売却対象セルラーモジュールの整理とIoT部門のマージン改善進展状況
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