チップモス・テクノロジーズ($IMOS) 2026年第2四半期業績分析 — 預託証券ベースEPS 0.80ドルで黒字転換、売上高は28.7%成長
実績一覧
売上高: 2.32億ドル (前年同期比 +28.7%、予想 75.95億ドル) ❌ Miss
EPS(1株当たり利益): 米国預託証券ベース 0.80ドル (前年同期 0.47ドルの赤字から黒字転換) ✅ Beat
ガイダンス: 新規提示 — 2026年下期は上期を上回る見通し(メモリ需要中心)、具体的な売上高・EPSの数値ガイダンスはなし
株価反応: 時間外 +0.37% ($59.5) — 韓国時間 08-12 05:59 基準
好材料
四半期最高売上高: 2.32億ドル、前年同期比 +28.7%(2014年以降最高)
マージン回復: 粗利益率 18%(前年同期 6.6%)
黒字転換: 帰属純利益 2,800万ドル(前年同期 1,670万ドルの赤字)
メモリ比率の拡大と収益性の反発が同時に進行しました。現金性資産は約3.94億ドルと財務余力にも余裕がある状況です。
懸念材料
売上予想未達: 市場予想 75.95億ドルに対し実績は2.32億ドルと下振れ
設備投資負担: 第2四半期 設備投資額 約23.8億台湾ドルへ拡大
メモリ偏重: 第2四半期売上高の約51%がメモリで構成され、市況感応度が高い
前年同期比で為替差損が縮小するなど営業外損益の改善も純利益反発に寄与しており、本業のみで全数字が生み出されたわけではありません。下期需要が頓挫すれば稼働率とマージンが再び揺らぐ可能性があります。
会社のコメント
経営陣はメモリ需要を軸に2026年下期が上期を上回るとみており、事業可視性は年末まで続くとの説明でした。具体的な数値ガイダンスよりも、製品構成の改善・コスト管理、長期的にはシリコンフォトニクス供給網といった成長軸を重視するトーンです。
市場反応と今後のポイント
通常取引ですでに期待が織り込まれていたため、決算発表直後の時間外取引は追加材料を消化する程度に留まりました。
下期のメモリ在庫積み上げ需要が実際の売上高・稼働率に結びつくか
粗利益率18%台が定着するか、一過性の改善に終わるか
設備投資の拡大が下期のキャッシュフローと株主還元にどのような影響を与えるか
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