フィギュア・テクノロジーズ($FIGR) 2026年第2四半期決算分析 — 売上高は予想上回りも時間外で軟調
決算成績表
売上高: 2.26億ドル (前年同期比 +113%, 予想 2.14億ドル) ✅ 予想上回り
EPS(1株当たり利益): GAAP希薄化後 0.35ドル (前年同期 0.08ドル) · 調整後予想 $0.32 — 調整後1株当たり利益は未公表のため基準が異なり直接比較不可
ガイダンス: 新規提示 · 2026年第3四半期 消費者ローン仲介取引量 48億~52億ドル
株価反応: 時間外 -2.22% ($30) — 韓国時間 08-13 20:52基準
評価できる点
仲介取引量の急増: 消費者ローン仲介取引量 43億ドル、前年同期比 +132%
売上高拡大: 純売上高 2.26億ドル(+113%)
資本負担の少ない仲介拡大: フィギュア・コネクトの取引構成比 65%、提携先に102社が新規参加
ブロックチェーンベースの融資・資産仲介プラットフォームらしく、取引規模と収益がともに拡大しました。調整後EBITDAも1.19億ドル(+126%)に伸びたため、ただ規模だけを増やした四半期ではありませんでした。
気になる点
純手数料率の低下: 3.6%と、前年同期の4.0%から0.4ポイント縮小
支払利息の増加: 1,970万ドルと、前年同期比で約59%増
株式報酬費用の急増: 2,610万ドルと前年同期比で大幅に拡大し、希薄化の負担
取引量は爆発的に増えたものの、1件あたりの取り分は減少しており、「見かけ倒れではないか」との見方を招く可能性があります。支払利息と株式報酬費用もともに膨らんだことで、一定の営業レバレッジが削がれました。
会社のコメント
最高経営責任者は過去最も強い四半期だったと述べ、消費者ローン仲介取引量の成長、提携先の拡大、フィギュア・コネクト比率の向上を前面に打ち出しました。キアビ買収により隣接資産クラスにも事業を拡大する姿勢を示しましたが、次四半期ガイダンスは取引量のみを提示しており、売上高・利益水準は市場自身で読み解く必要があります。
市場反応と今後のポイント
数字自体は予想を上回ったものの、手数料率の低下と「取引量だけを示した」ガイダンスが期待値を十分に満たせなかったとの解釈が、時間外での軟調推移につながったとみられます。
第3四半期の仲介取引量が提示レンジ(48億~52億ドル)内に着地するか確認します。
純手数料率がさらに下落するのか、フィギュア・コネクト構成比の拡大とともに安定化するのかを見ます。
下半期におけるキアビ買収完了の有無と、統合後の取引・収益への寄与を追跡します。
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