2026年8月4日 場前のブリーフィング
今日のポイント
前営業日の振り返り
前営業日のニューヨーク株式市場は3指数揃って大幅高となりました。S&P500種株価指数が1.48%、ナスダックが2.13%、ダウが1.32%上昇し、ボラティリティ指数は1.19%下落の15.80で引けました。コミュニケーション・サービス(2.86%)や資本財(1.85%)、一般消費財・サービス(1.83%)が上昇を牽引し、原油急落の影響でエネルギー(-1.28%)のみが後退しました。
現在の市場ムード
先物は3指数揃って上昇しており、ナスダック先物が0.74%で最も堅調です。イランによる攻撃見送りで原油が急落し、物価圧迫が和らいだほか、Amazonの時価総額3兆ドル突破やPalantirの93%の売上成長が人工知能(AI)関連への業績期待を再び高めました。リスクテイク意欲が優勢ではあるものの、上昇の勢いそのものは緩やかです。本日の最大の材料は、場終了後に行われるAMDとSpaceXの決算発表です。
オープン前のニュース一覧
本日のイベント
マクロスケジュール
米国の製造業景気が拡大か縮小かを判断する指標です。基準値の50を上回れば拡大、下回れば縮小と読み解きます。回次によっては市場予想と前回値が未確定のまま公開されるため、発表された数字そのものに加え、新規受注や雇用といった内訳項目を併せて確認する必要があります。
企業が新たに人を採用するために出した求人数です。市場予想は740万件、前回値は759万4,000件で小幅な減少が見込まれます。求人件数が減れば雇用の過熱感が冷めることを意味し、利下げ期待を高めますが、急激に減少すれば景気減速懸念と受け止められ、株価にはむしろ重荷となります。
配当落ち
注目銘柄
Microsoftは前営業日4.93%高の487.65ドルで引け、相対力指数(RSI)は78まで上昇しボリンジャーバンドの上限も突破しました。RSIは足元の上昇力と下落力を0から100の数値で示した指標で、70を超えると短期的な過熱とみなされます。ボリンジャーバンド上限の突破も重なっているため、今のところは押し目を待つ方が安全な局面です。
HSBCホールディングスは107.86ドルでRSIが70に到達し過熱シグナルが点灯しているうえに、本日のオープン前に決算発表が予定されています。過熱圏での決算発表は、内容が良くても利益確定の売りが出やすく、普段より値動きが大きくなります。
アストラゼネカは前営業日6.88%急落の157.97ドルで引け、RSIは32まで低下しました。30未満を売られ過ぎの目安とする基準に近く、技術的な反発余地はありますが、急落を招いた要因が解消されなければ下落が続く可能性もあります。
本日のアクションガイド
本日も冷静に、よい一日をお過ごしください。
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