2026年7月8日 ザラ場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
前日のニューヨーク株式市場は半導体株の急落に押され、ナスダックが1.16%、S&P500が0.48%下落し、ダウは0.25%安にとどまりました。サムスン電子の決算をきっかけに人工知能(AI)半導体で利益確定の売り物が溢れた一方、原油高に支えられたエネルギーやディフェンシブ色の強いヘルスケアへ資金が移りました。変動性指数(VIX・恐怖指数)は3.6%上昇し、リスク回避心理が一段と強まりました。
現在の市場ムード
3大指数先物が約1%前後でそろって下落し、リスク回避ムードが続いています。前日の半導体急落の余震が収まらない中、ナスダック100先物は1.3%超下げ、ハイテク株の弱さが目立ちます。さらに、日本時間9日午前3時に公開されるFOMC議事要旨を控え、様子見ムードも重なりました。金利経路についてハト派的ではなくタカ派的(引き締め寄り)な手がかりが確認されれば、調整圧力が強まる可能性があるため、本日は指数全体よりも個別材料重視の慎重な対応が必要です。
ザラ場開始前のニュースまとめ
本日のイベント
$HELE — 美容・日用品メーカーで、消費減速の中で関税負担と在庫管理が焦点となります。
$LEVI — 1株当たり利益(EPS)0.24ドル、売上高15億2,000万ドルが見込まれており、直営(DTC)チャネルの成長と関税の影響がポイントです。
$PSMT — 中南米地域の倉庫型会員制ストアで、新規出店と既存店売上高の動向を確認する必要があります。
$AZZ — 金属めっき・電気設備メーカーで、インフラ投資恩恵の持続性が焦点となります。
権利落ち
注目銘柄
注目すべき銘柄としては、前日に急騰したヘルスケア大型株が挙げられます。ジョンソン・エンド・ジョンソンは3.05%上昇しボリンジャーバンドの上限をブレイクしましたが、相対力指数(RSI)は72まで上昇し買われ過ぎ水準に入りました。イーライリリーも2.96%上昇しRSI 68で過熱圏に近く、両銘柄とも上昇基調は維持しているものの、短期的過熱感は負担となります。一方、オラクルは1.5%下落しRSI 29で売られ過ぎ水準に入り、ハイテク株急落の中で反発余地と下落リスクの両面を引き続き注視する必要があります。
本日の行動ガイド
変動性の大きい一日が予想されるため、本日も落ち着いた対応で、良い一日をお過ごしください。
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