2026年6月30日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
昨日の米国株式市場は先週の急落から力強く反発しました。ナスダックは2.07%急騰し、5営業日連続の下落に歯止めがかかり、S&P500は1.18%、ダウは0.59%上昇して史上初めて52,000台に乗せました。新たにダウ指数に採用されたアルファベット($GOOGL)は初日に約5%上昇し指数をけん引し、先週急落していたコーニング($GLW)・KLA($KLAC)などの半導体銘柄は二桁の急騰となり反発を主導しました。米国とイランの緊張緩和がリスク選好を復活させた結果、恐怖・贪婪指数も恐怖圏から一段上昇しました。
現在の市場ムード
本日の本取引開始に先立ち、先物市場では小幅もちあい圏で様子見となっています。S&P500、ナスダック、ダウの先物はすべて0.1%前後の強もちあいで、昨日の急反発の後は落ち着いた流れです。本日は第2四半期の最終取引日であり、ナスダックは四半期ベースで約20%上昇し6年ぶり最高の四半期として締めくくる中、年金基金など大型機関による四半期末リバランシングが変動性要因となっています。本日の最大の材料は、クローズ後に発表されるナイキの決算および午後に公表される消費者信頼感指数であり、木曜日の雇用統計が今週を分ける最大の分かれ目となります。
本取引開始前のニュース一覧
本日のイベント
本日はクローズ後、消費者関連大型銘柄の決算発表が相次いで予定されています。
両銘柄とも米国消費の体力を測る試金石であり、決算とガイダンスのトーンが消費財セクター全体のムードを左右する可能性があります。
マクロスケジュール
本日は雇用・消費関連の指標が相次いで発表され、木曜日の雇用統計への前哨戦としての性格を持ちます。
6月の消費者信頼感指数は94.7と前月(93.1)から小幅改善が見込まれ、5月のJOLTs求人件数は730万件と前月(761.8万件)から減速が予想されます。消費者心理が底堅さを維持するか、労働需要が減退しているかを同時に確認できる指標であり、労働市場の減速が確認されれば、木曜日の雇用統計を前に利下げ期待を刺激する可能性があります。
配当落ち
注目銘柄
テクニカル指標上、昨日の急反発が残したシグナルが注目に値します。
本日のアクション・ガイド
本日も落ち着いた姿勢で、四半期末の変動性に振り回されるよりも、決算と指標を冷静に確認する一日となられることを願っております。
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