2026年8月19日 米国株式市場サマリー
今日のひと目
市場サマリー
3日連続して下げていた主要3指数が、4日ぶりにそろって上昇しました。ブレーキを踏んだのは政府でした。財務省が長期国債を直接買い入れる規模を倍増すると発表したことで、19年ぶりの高水準にあった長期金利が後退しました。金利が下がれば株式には息がつきます。ただ、買われた業種はこれまでとは異なりました。AI半導体はこの日も売られ、その分をヘルスケアが吸収しました。
セクター・アセット動向
資金の流れが1日で逆転しました。金利が後退したことで、これまで押さえられていた業種が最初に息を吹き返し、逆に大きく上げていたAIハードウェアからは資金が抜けました。ドルが弱含んだことで素材株(+1.43%)や鉱山株も連れ高となりました。
主要銘柄動向
主要スケジュール
> 翌営業日の主要スケジュールは自動的に表示されます。
専門家コメント
> 「リスク資産側はベッセント財務長官が投げた救命ボートにしがみつこうと必死になっています。」
> — キャロル・シュライフ、BMOプライベート・ウェルスの最高投資戦略責任者
> 「ウォーシュ議長は非常に居心地の悪い立場に置かれました。市場は、債券市場の長期ゾーンがFRBの役目を肩代わりしてくれているため、政策金利を必ずしも引き上げる必要はないという方向に傾きつつありました。」
> — ウィル・スティス、ウィルミントン・トラストの上級債券ポートフォリオマネージャー
> 「1990年以降、中間選挙の年の平均的な季節推移を見ると、S&P 500の等加重指数は8月18日に高値をつけた後、10月中旬までかなり厳しい局面を経験してきました。」
> — ジョナサン・クリンスキー、BTIGのチーフテクニカルアナリスト
テクニカルシグナル&見通し
テクニカルシグナルは240件検出され、強気シグナル120件と弱気シグナル120件でちょうど半々に割れました。この分かれ方は、この日の相場の性格をそのまま映しています。大きく上昇したメルク、アムジェン、サーモフィッシャーなどのヘルスケアは買われ過ぎ(短期間に上昇し過ぎたというシグナル)寄りに傾き、アルファベット、マイクロソフト、ブロードコムといった大型テクノロジー株はMACDデッドクロス(上昇トレンドが転換したというシグナル)側に集まりました。銘柄別のシグナルは本日のシグナル一覧にまとめています。あす見るべき点は2つだけです。ヘルスケアの熱気が続くか、そして半導体は反騰に追随するかです。
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