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市況まとめ

2026年8月5日 米国株式市場サマリー

今日のひと目

恐怖・強欲指数50中立
0 恐怖50100 強欲
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市場サマリー

ダウ平均は0.49%高の54,349.12で5日続伸し、史上最高値を更新しました。一方でS&P 500は0.17%安の7,723.55、ナスダックは0.83%安の26,363.44です。前日の4日連続急騰を1日で一部取り戻しました。引き金は2つあります。1つ目はAI半導体です。AMDは好決算にもかかわらず期待に沿えない見通しのため7.04%急落しました。2つ目はAlphabetです。中核AI人材が大量に離脱するというニュースで4%超下げました。マクロ面では、カシカリ・ミネアポリス連邦準備銀行総裁が「これからは少しずつ金利を引き上げるべきだ」と述べました。VIX(ボラティリティ指数)は4.06%安の15.83です。恐怖強欲指数(投資家心理の温度計)は60で「強欲」を示しています。

出典 CNBCCNBC

セクター・資産動向

今日は市場全体が下落した日ではありません。資金の居場所が入れ替わった日です。半年以上 Indicesを牽引してきたAI半導体と大型テック銘柄から資金が流出しました。その資金はヘルスケアと金・銀へ移行しました。このような動きをローテーション(資金が業種間を移動する動き)と呼びます。ダウ平均が単独で最高値を記録したのもこのためです。ダウ平均は半導体の比率が小さく、製薬・消費関連企業の比率が大きくなっています。

セクター別の理由
ヘルスケア(+1.27%) イーライリリーが肥満・糖尿病治療薬の需要を根拠に年間売上高見通しを850億〜870億ドルへ引き上げました。大型製薬銘柄がともに上昇し、今日最も強いセクターとなりました。ブルームバーグ
素材(+1.23%)・金 GLD(+4.14%)・銀 SLV(+4.14%) イランをめぐる外交進展が原油価格や物価、連邦準備制度の金利経路にどう影響するかを探る資金が金と銀に集中しました。金属価格上昇を受け素材セクターも連れ高となりました。Yahoo Finance
テクノロジー(-0.53%)・半導体ETF SOXX(-2.12%) AMDの失望的な見通しが半導体全体に波及しました。ストレージ関連企業まで押し下げられ、半導体ETFはセクター比で約4倍の下落率となりました。
コミュニケーション(-1.04%) Alphabet一銘柄でセクター全体が引きずり下げられました。AI研究人材流出のニュースにより、時価総額約1,900億ドルが1日で消えました。CNBC
エネルギー(-2.07%)・原油ETF USO(-0.78%) 今日最も弱いセクターです。米国とイラン、オマーンがホルムズ海峡の船舶通航を管理する合意を交渉中とのニュースで原油価格は2日連続で下落しました。CNBC
米国債 TLT(+0.22%)・IEF(+0.06%) 米国債価格は小幅上昇しました。価格が上がれば金利は下がります。連邦準備制度関係者の利上げ発言にもかかわらず長期債は底堅く推移しました。原油価格下落で物価負担が軽減するとの見方が背景にあります。
中小型株 IWM(-0.64%) 大型株指数より大きく下落しました。今日資金が向かった先が大型製薬銘柄だったことを示しています。

主要銘柄動向

マグニフィセント7
NVDA
$219 +3.4%
AAPL
$310 +0.5%
MSFT
$487 -1.1%
GOOGL
$362 -4.0%
AMZN
$272 -1.7%
META
$588 +0.1%
TSLA
$321 -1.8%
銘柄別の理由
SHOP Shopify 第2四半期売上高が34%増の35億8,000万ドルとなりました。第3四半期も30%台前半の成長を掲げましたが、市場予想は26%台でした。ガイダンス(会社自身が示す業績見通し)が株価を押し上げました。ブルームバーグ +17.02%
LLY イーライリリー 肥満・糖尿病治療薬の需要が予想を大きく上回りました。年間売上高見通しを従来の820億〜850億ドルから850億〜870億ドルへ引き上げました。ブルームバーグ +4.86%
DIS ウォルト・ディズニー 会計年度第3四半期1株当たり利益が2.06ドルと予想1.86ドルを上回りました。テーマパーク来場者数とストリーミング収益性がともに改善しました。CNBC +3.65%
NVDA エヌビディア 半導体全般が売られた日に単独で上昇しました。 +3.43%
SPCX SpaceX 上場後初の決算で売上高は予想を上回りました。ところが四半期設備投資(設備・施設への支出)が184億ドルと前期の2倍近くに膨らみました。今週のロックアップ解除(初期投資家の売却禁止期間終了)で1,000億ドル超の売り圧力が解放される点も重荷です。CNBC -13.60%
AMD AMD 第2四半期売上高・利益ともに予想を上回りました。問題は期待値でした。市場は新型AIシステム「Helios」を軸としたより大きな見通しも期待していました。CNBC -7.04%
SNDK サンディスク 決算発表を受け、メモリ不足に付いていた上乗せ分が剥がれつつあるとの懸念が高まりました。SKハイニックスの増産可能性が背景にあります。ブルームバーグ -5.40%
WDC ウェスタン・デジタル 同じストレージ業界の調整にともに巻き込まれました。両社の株価は6月の高値から30〜40%下落した水準にあります。 -5.35%
GOOGL Alphabet 27年在籍したジェフ・ディーン氏ら中核AI研究陣が同社を去ります。デミス・ハサビス氏も第一線から退きます。競争が最も激化する局面での人材流出だけに、市場は敏感に反応しました。CNBC -4.03%

8月6日の主な予定

経済指標の発表 2
時間未定 ISM 서비스업 구매관리자지수 발표
21:30:00 주간 신규실업수당 청구건수 발표
決算発表 5 もっと表示
COP Conoco Phillips 寄り前
PH Parker-Hannifin Corp 寄り前
NET Cloudflare Inc 引け後

ほか2件

配当落ち 5 もっと表示
MSTY YieldMax MSTR Option Income Strategy ETF 206.51% 1株あたり$0.21
RBLY YieldMax RBLX Option Income Strategy ETF 198.72% 1株あたり$0.12
MARO YieldMax MARA Option Income Strategy ETF 192.66% 1株あたり$0.07

ほか2件

専門家コメント

「株価にはすでに、はるかに爆発的な結果が織り込まれていました。例外的な業績を前提に形成された価格だったのに、今回の結果は例外的なものではなかったのです。」

シェイ・ブルーア(Shay Boloor)、Futurum Group チーフ市場戦略家

「後まで待ってインフレが本当に定着してから大きく引き上げるよりも、今から小幅で始める方が望ましいです。」

ニール・カシカリ(Neel Kashkari)、ミネアポリス連邦準備銀行総裁

「地政学リスクの緩和と強い業績成長、そして米国利上げ期待の後退が、強気心理を下支えする中核的原動力です。」

カイル・ロダ(Kyle Rodda)、Capital.com シニア金融市場アナリスト

「怪物のような四半期でした。総取引額、売上高、売上総利益、フリーキャッシュフローすべてが30%超の増加となりました。」

ハーレー・フィンケルスタイン(Harley Finkelstein)、Shopify 社長

テクニカルシグナル・見通し

本日確認されたテクニカルシグナルは合計240件で、強気120件・弱気120件とちょうど半分に分かれました。3指数がそれぞれ別の方向へ散らばった本日の相場とそのまま重なる構図です。MACDゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜く上昇シグナル)リストにエヌビディアとAlphabetが同時に並んでいますが、同じ2銘柄がストキャスティクス買われ過ぎ(短期間に上昇が過熱している警戒シグナル)リストにも入っています。銘柄別詳細はテクニカルシグナルレポートを見るでご確認いただけます。本日は市場全体が上下した日ではなく、業種間で資金を入れ替えた日ですので、明日は指数の数字より「どの業種に資金が集まっているか」を先にご確認ください。

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