ウルフスピード($WOLF) 2026会計年度第4四半期決算分析 — 売上は予想一致も調整後赤字拡大で時間外急落
決算成績表
売上: 1.50億ドル (前年同期比約24%減、予想1.50億ドル) ➖ 一致
EPS(1株当たり利益): 調整後 -2.26ドル (予想 -1.47ドル) ❌ Miss
ガイダンス: 新規提示 — 2027会計年度第1四半期売上1.40億〜1.60億ドル、調整粗利益率はマイナス継続
株価反応: 時間外 -9.55% ($26.31) — 日本時間08-20 06:07基準
好感材料
人工知能データセンター: 第4四半期は前四半期比で約20%増加、2026会計年度は前年比2倍以上
第5世代MOSFET: シリコンカーバイドパワー半導体新製品で技術ロードマップ前進
現金性資産: 2026年6月28日基準で11億ドル保有
シリコンバレーにデータセンター専任チームを設置し、ライトオンとの協業も開始しました。転換社債4,600万ドルが株式に転換され負債が一部減少し、破産保護手続卒業後も流動性バッファは厚く維持される局面です。
不安材料
調整後1株当たり利益: -2.26ドルと予想(-1.47ドル)より赤字幅が大きい
粗利益率: 調整後基準 -20%、一般会計は -25%と大幅マイナス
次四半期見通し: 売上1.40億〜1.60億ドル、調整粗利益率は引き続きマイナス
パワー製品・素材製品売上が前年同期比でいずれも減少し、営業キャッシュフローも5,410万ドルの流出でした。新規会計年度のため前年との単純比較は慎重を期すべきですが、収益性回復にはまだ時間を要するとのシグナルは明らかです。
会社側のコメント
最高経営責任者は人工知能データセンター成長と第5世代シリコンカーバイドMOSFET発売により長期成長の自信が強まったと述べました。最高財務責任者は負債・資本コスト削減に積極的に取り組んでおり、転換社債の株式転換で資本構造が改善されたと説明しました。
市場の反応と今後のポイント
予想を上回る深い調整後赤字と、次四半期も粗利益率がマイナスで推移するとの見通しから、売り圧力が強まったと見られます。
2027会計年度第1四半期に調整後粗利益率が底入れし、改善に向かうかを確認します。
人工知能データセンター売上が前四半期比での成長を維持できるかを注視します。
負債削減が実際に利息費用低下につながるかを点検します。
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