ターゲット($TGT) 2026会計年度第2四半期決算分析 — 売上・EPSが予想上回り、通期見通し引き上げも時間外で軟調
決算成績表
売上高: 265.39億ドル (前年同期比 +5.3%、予想 260.44億ドル) ✅ 予想上回り
EPS(一株当たり利益): $4.11 (予想 $2.28) ✅ 予想上回り
ガイダンス: 上方修正 — 通期調整・一般会計EPS 9.90~10.90ドル(従来 7.50~8.50ドル)、売上成長率 約5%(従来比 +1ポイント)
株価反応: 時間外 -1.13% ($150.75) — 韓国時間 08-19 20:45 基準
評価できる点
既存店売上高 +3.8%: 取引件数 +3.6%が成長を牽引しました
デジタル +8.7%: 当日配送が25%以上伸び、オンラインの回復が続きました
通期見通しの引き上げ: 売上成長率 約5%、EPS 9.90~10.90ドルへ引き上げました
オフライン・オンライン・主要6商品カテゴリがいずれも均等に伸び、広告・メンバーシップなどの非商品売上も前年同期比20.1%増となりました。還付を除く売上総利益率も前年同期より約1ポイント拡大し、本業マージン改善のシグナルも同時に示されました。
懸念される点
関税還付への依存: EPS 4.11ドルのうち1.65ドルが一過性の還付です
販管費率の上昇: 21.6%で、前年同期の21.3%から上昇しました
自社株買いの未実施: 第2四半期に自社株を購入せず、設備投資は増加しました
市場が警戒したのは「数字の大きさ」ではなく「利益の質」です。現場人員・業績給や店舗改装などコストが増加しており、還付が剥落した後もマージン・コスト管理が維持されるかについて、次四半期で改めて確認が必要です。
会社側のコメント
最高経営責任者のマイケル・フィデルケ氏は、第1四半期に続き第2四半期もお客様の反応が戦略と合致していると評価し、スタイル・デザイン・価値の競争力を強化していると説明しました。通期見通しを引き上げた背景にも上半期の実績に対する自信がありますが、ガイダンスに織り込まれている還付効果を市場は本業の成長と区別して捉えています。
市場の反応と今後のポイント
売上・見通しの引き上げにもかかわらず時間外が下落したのは、EPSサプライズのかなりの部分が反復しない関税還付と見なされたためです。
還付を除く売上総利益率・販管費率が第3四半期にどう維持されるかを確認します
既存店売上高と取引件数の伸びが、割引・プロモーションに過度に依存していないかを見ます
通期EPSガイダンスの中央値に対する実際の進捗と自社株買い再開の有無を点検します
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。