USSTOCK.TODAY
週末休場
ログイン 会員登録
決算分析

サノフィ($SNY) 2026年第3四半期決算分析:予想を上回る、通期見通しを上方修正

決算成績

売上高: 144億4,400万ユーロ(2026年第3四半期、ドル換算で約166億ドル) · 前年同期比 +16.2% · 予想 132億6,700万ドル ✅ Beat

EPS(1株当たり利益): 事業ベースで3.55ユーロ(2026年第3四半期、ADRベースで約2.04ドル) · 予想 $1.51 ✅ Beat

ガイダンス: 上方修正 · 2026年の売上成長率は10%台前半、事業ベースの1株当たり利益成長率は10%台半ば(為替固定基準)

株価反応: +2.8%(BMO当日終値基準)

好材料

デュピクセント: 第3四半期売上高56億8,700万ユーロ、前年比34.8%増

新薬の発売: 発売済み医薬品の売上高13億9,000万ユーロ、31.4%増

コスト管理: 販売管理費が0.9%減少(為替固定基準)、事業営業利益率は37.6%

米国売上高が23.9%増加した一方、欧州売上高は0.9%減少しており、地域別の明暗が分かれました。売上総利益の増加と営業レバレッジが事業営業利益を22.2%押し上げましたが、レジェネロンとの利益配分拡大に伴うコスト増が一部相殺されました。

懸念材料

ワクチン: 第3四半期売上高31億8,500万ユーロ、前年比6.6%減

ベイボツ: 6億3,100万ユーロで15.4%減、米国売上高は39.3%減

会計上の純利益: 30億2,100万ユーロ、増加率は7.8%で事業ベース(20.0%)に及ばず

米国疾病対策予防センター(CDC)による中央発注の減少が、ベイボツの売上高にそのまま反映されました。インフルエンザワクチンは第4四半期に納品が集中するため、四半期数値のみを見ると低迷しているように見えます。

会社側のコメント

CEOのベレン・ガリホ(Belén Garijo)氏は、新薬とデュピクセントが売上を牽引し、コスト管理が事業ベースの1株当たり利益を押し上げた旨を説明しました。同社は、デュピクセントの特許切れ後における10年間の利益防衛を最優先課題に掲げ、研究開発の生産性向上とM&Aによってこれを補完していく方針を明らかにしました。

市場の反応と今後のポイント

売上高と事業利益がいずれも予想を上回り、会社側が通期見通しを引き上げた日となりました。市場は業績と見通しの上方修正を共に好感しました。

第4四半期にインフルエンザワクチンの納入が集中することで、ワクチン部門の売上が反転するかを確認すべきポイントです。

デュピクセントの米国売上を押し上げた価格調整の効果が、次四半期も継続するかを見守る必要があります。

レジェネロンに支払う10億ドルの前払金と、最大70億ドルのマイルストーンが費用にどのように反映されるかを確認する必要があります。

免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。

本日のAIピック5銘柄をすべて無料公開
隠さずに、過去のピックの成績(S&P500対比)まで그대로お見せします。
本日のピックを見る →