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실적분석

ファイザー($PFE) 2026年第2四半期決算分析 — 調整後1株当たり利益・売上高ともに予想上回り、通期売上見通し引き上げも時間外で小幅安

決算成績表

売上高: 150.34億ドル (前年同期比 +3%、予想 144.05億ドル) ✅ Beat

EPS(1株当たり利益): 調整後希薄化後 0.77ドル (予想 0.68ドル) ✅ Beat · 一般会計報告 希薄化後1株当たり損失 0.04ドル

ガイダンス: 売上引き上げ・調整後1株当たり利益維持 — 2026年売上 605〜625億ドル(中間値5億ドル引き上げ)、調整後希薄化後1株当たり純利益 2.80〜3.00ドル(再確認)

株価反応: 時間外 -0.60% ($24.88) — 韓国時間 08-04 20:49 基準

好材料

調整後1株当たり利益 予想上回り: 第2四半期 調整後希薄化後1株当たり純利益 0.77ドルで予想(0.68ドル)上回り

売上予想上回り・主力製品成長: 売上高 150.34億ドル、発売・買収製品 為替除き +18%

通期売上ガイダンス引き上げ: 中間値を5億ドル引き上げ605〜625億ドルに修正

ファイザーは2026年第2四半期(米国子会社基準 6月28日締め四半期)売上高150.34億ドルを記録し、前年同期146.53億ドル比3%増、為替影響を除いたベースでは1%成長となりました。市場が想定していた売上予想144.05億ドルを上回り、COVID-19ワクチン「コミナティ」と治療薬「パキロビッド」を除いた為替除き売上は5%増となりました。

利益面では、一時的・非現金項目を除外した調整後基準が焦点となります。第2四半期 調整後希薄化後1株当たり純利益は0.77ドルで、発表前に集計されていた市場予想0.68ドルを上回りました。調整後純利益は44.40億ドルで前年同期と同水準でした。

成長ドライバーは新規・買収ポートフォリオと主力の专科医向け製品にありました。発売・買収製品の売上は為替除きで前年同期比18%増となり、血液凝固阻止剤「エリキュース」(+19%)、膀胱がん治療剤「パドセブ」(+23%)、肺がん治療剤「ローブレナ」(+37%)、心臓アミロイドーシス治療「ビンダケル」系列(+8%)などが為替除きベースで顕著でした。同社は非コロナ製品の予想超過達成を反映し、通期売上見通しの中間値を引き上げました。

悪材料

一般会計赤字・大規模減損: 普通株主帰属純損失 2.48億ドル、無形資産減損 約43億ドル

コロナ製品急減: パキロビッド 為替除き -95%、コミナティ -34%

利益ガイダンス凍結・コロナ下方修正: 調整後1株当たり利益見通し維持、コロナ通期売上約40億ドルへ下方修正

一般会計(報告)ベースでは様相が異なります。第2四半期 普通株主帰属純損失は2.48億ドル、希薄化後1株当たり損失は0.04ドルでした。株主持分での純損失であり、非現金の無形資産減損損失約43億ドルが大きく反映されました。減損には、肺がん候補「シグボタク ベドチン」第3相試験結果に伴う研究開発資産の減損約38億ドル、米国市場への復帰経路がないと判断された「オクスブリタ」の技術権減損5.25億ドルなどが含まれます。

コロナ関連製品は減少が続いています。パキロビッドは感染者数の減少と一部国家政府による購入縮小により、為替除き売上が95%減少し、コミナティは返品引当金調整の縮小や米国での接種推奨範囲の縮小などにより34%減少しました。同社は2026年コロナ製品売上期待を従来の約50億ドルから約40億ドルへ引き下げました。

通期 調整後希薄化後1株当たり純利益ガイダンスは2.80〜3.00ドルで再確認に留まりました。非コロナ事業の好調により利益面の余地が生まれたものの、イノベント・バイオロジクス契約に伴う第3四半期の一時的な研究開発費用(約6.5億ドル、1株当たり約0.10ドルの影響)を吸収する水準と説明されます。売上は引き上げつつも利益レンジは据え置きのため、市場の質的な成長期待を十分に満たしたとは言い難いです。

会社側の見解

経営陣は第2四半期を財務上の約束を果たした強い四半期と位置づけ、発売・買収製品の成果と肥満・抗がんポートフォリオを中長期的な価値の柱として示しました。最高経営責任者のアルバート・ブーラ氏は発売・買収製品が好調で、肥満プログラムに進展があり、抗がんが強みであると強調し、就任予定の暫定最高財務責任者セシル・ゲガン氏はグローバルな商業実績と運営効率、特に発売・買収製品の為替除き18%成長を根拠に通期ガイダンス修正に対する自信を説明しました。

ガイダンスメッセージは、売上を引き上げ、利益レンジを維持しつつ一時的費用を吸収するというバランスの取れた内容に近いと言えます。非コロナ製品が約15億ドル上振れると見込み、コロナ期待を約10億ドル削減して売上中間値を5億ドル引き上げ、同時にコスト削減プログラム約15億ドルと販管費(SI&A)削減約10億ドルを合わせ、2027〜2029年に追加で総額約25億ドル規模の削減を拡大すると発表しました。ただし、株主還元面では2026年の自社株買いはガイダンスに含まれず、上半期は配当約49億ドル(1株当たり0.86ドル)を中心に資本を還元しました。

市場の反応と今後のポイント

数字自体は調整後1株当たり利益と売上ともに予想を上回り、通期売上見通しも引き上げられましたが、時間外反応は生ぬるい弱気に近いものとなりました。非コロナ回復期待がすでに一定程度織り込まれていたなか、利益ガイダンスが再確認に留まった点、コロナ売上期待を再度引き下げた点、第3相試験失敗・製品撤退と連動した大規模減損が利益の質に関する議論を呼んだ点が重なったと見られます。暫定最高財務責任者体制への移行とイノベント取引費用が第3四半期に本格計上される点も、短期的な押し上げ力を制限する材料です。

発売・買収製品とエリキュース・パドセブ・ローブレナなど非コロナ主力の成長ペースが第3四半期も続くか確認が必要です。

肥満候補ベロベナチドの第3相試験着手・中間データと、抗がん後期開発候補の主要結果が中長期の成長期待を左右します。

通期調整後1株当たり利益レンジを維持しつつ、イノベントの一時的費用と追加コスト削減効果が実際の利益軌道にどう反映されるかを見守る必要があります。

免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。

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