ファイアフライ・エアロスペース($FLY) 2026年第2四半期決算分析 — 売上高・調整後1株当たり損失ともに予想上回り、年間ガイダンスを新規提示
決算成績表
売上高: 1億1,770万ドル (前年同期比 +659%、予想 8,852万ドル) ✅ Beat
EPS(1株当たり利益): 非GAAP(Non-GAAP)基準 -$0.42 (予想 -$0.53) ✅ Beat
ガイダンス: 新規提示 — 2026年年間売上高 42億~45億ドル(※原文ママ)
株価反応: 時間外 +2.55% ($27.03) — 韓国時間 08-12 06:04 基準
好調だった点
売上高記録更新: 第2四半期売上高1億1,770万ドル、予想8,852万ドルを約33%上回る
非GAAP 1株当たり損失の改善: 非GAAP(Non-GAAP)1株当たり純損失0.42ドルと予想(0.53ドル損失)を上回る
大型契約・能力拡大: ブルーゴースト1.44億ドル契約、スペースエイジ買収・キャンパス拡張
売上高が四半期で初めて1億ドルを超え、成長軌道が明確になりました。月・安全保障ミッションの受注と製造・研究空間の拡充が連動し、受注を実行に移す基盤を広げた四半期でした。
期待外れだった点
大規模純損失の継続: 普通株帰属純損失9,232万ドル(一般会計)、営業損失約9,520万ドル
現金消費の加速: フリーキャッシュフロー マイナス1億630万ドル(すなわち、約1.06億ドル)、営業活動による現金流出8,157万ドル
費用負担は依然: 研究開発7,153万ドル・販売管理4,754万ドルと売上高を上回る費用構造
成長は速いものの、黒字転換のタイミングはまだ見えません。上場後に確保した資金で当面は耐えられるとしても、打上げ・ミッション日程の遅延が重なれば、損失幅が再び拡大する可能性があります。
会社はどう言ったか
最高経営責任者のジェイソン・キム氏は、四半期売上高1億ドル突破とロケット・宇宙船・ソフトウェアの受注実行が連動していると強調しました。月ミッション拡大と火星支援、キャンパス拡張で需要に対応する姿勢を示し、年間見通しは売上高レンジのみを新規に提示しました。
市場の反応と今後のポイント
売上高サプライズと大型受注・年間ガイダンス提示が継続する赤字負担の一部を相殺し、決算発表後の市場は成長ストーリーに重みを置いた緩やかな上昇方向に傾きました。
年間売上高ガイダンス(42億~45億ドル(※原文ママ))に対する下半期の織り込み速度と、上半期(約1億9,900万ドル)以降の加速可否を確認します。
アルファ打上げ頻度、スウェーデン打上げインフラ・海上打上げ協業など実行日程が、受注残を売上高に変換する鍵です。
時間外株価は売上高サプライズ・大型受注・年間ガイダンスにポジティブに反応し、2.55%上昇しました。フリーキャッシュフロー赤字と研究開発費・販売管理費負担が減少し、損失幅が縮小するかは今後の決算で確認します。
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