アウナ($AUNA)2026年第2四半期決算分析 — 売上は予想上回るも、利益率悪化で時間外急落
実績レポート
売上: 12億3,800万ソル(2026年第2四半期、報告ベース前年同期比+13%・為替影響除き+9%、予想11億8,700万ソル)✅ Beat
EPS(1株当たり利益): 1株当たり調整後利益0.50ソル(2026年第2四半期、1株当たり報告純利益0.40ソル)、予想0.27 ✅ Beat
ガイダンス: 維持 — 2026年年間売上成長率は為替影響除き10〜14%(中央値約12%)を再確認、調整後EBITDA成長はレンジ下限を見込む
株価反応: 時間外 -7.75%($5) — 韓国時間08-19 06:07時点
ポジティブ材料
売上12億3,800万ソル: 前年同期比13%増となり、予想の11億8,700万ソルを超えた。
キャッシュフロー急増: 営業キャッシュフロー45%増、フリーキャッシュフロー181%増(2026年第2四半期、前年同期比)。
借入負担の緩和: レバレッジ比率は3.6倍へ改善、中期目標は3.0倍以下。
3か国すべてで現地通貨ベースの売上が増加した。ペルーはオンコサルードの法人向け会員拡大と高難度手術の増加、メキシコは6月に入って患者数が回復、コロンビアはリスクシェア型契約の拡大が成長を牽引した。回収が改善し運転資本が解放された点が、キャッシュフロー改善の実質的な背景である。
ネガティブ材料
利益率悪化: 調整後EBITDAは2億2,700万ソル、為替影響除き9%減(2026年第2四半期)。
純利益が3分の1に: 純利益は3,300万ソルと、前年同期の8,400万ソルから急減。
ペルーの課徴金: 過年度請求の清算に関連した罰金の計上が利益を圧迫した。
純利益減少の相当部分は、帳簿上の為替差益が6,100万ソル縮小したことで説明できる。ただし、メキシコの人件費投資やコロンビアのリスクシェア型契約の初期コスト、ペルーの薬剤費・医療スタッフ人件費の増加は、実質的なマージン圧迫要因である。コロンビアの契約単価引き上げは下半期以降に反映される。
会社側のコメント
会社はメキシコの患者数回復を根拠に年間売上見通しを維持したものの、利益見通しはレンジ下限へ引き下げ、3地域におけるコスト圧力は一時的と説明した。市場は売上目標の再確認よりも、「利益は下限」という但し書きに重きを置いた様子である。
市場の反応と今後のポイント
売上と1株当たり利益の両方が予想を上回ったにもかかわらず株価が押された理由は、投資家が成長そのものよりも、マージンが削られるスピードをより深刻視したためである。
メキシコの調整後EBITDAが第3四半期も前四半期比で改善の流れを継続するか
コロンビアの下半期における契約単価引き上げが実際の利益率として反映されるか
レバレッジ比率が目標である3.0倍以下へと継続的に低下するか
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。