2026年8月5日 ザ前場ブリーフィング
今日のポイント
前営業日のサマリー
4日のニューヨーク株式市場は3大指数が揃って史上最高値で引けました。S&P 500指数は1.79%上昇し7,736.52で、7,700台を初めて突破。ナスダックは2.59%、ダウは1.71%上昇しました。テクノロジーセクターが4.98%急騰し相場を牽引した一方、ユーティリティとエネルギーは小幅に遅れをとりました。
現在の市場ムード
オープン前の先物は方向感が分かれています。S&P 500先物は0.30%、ダウ先物は0.27%上昇しましたが、ナスダック100先物はほぼ横ばいで推移しています。ベッセント財務長官がホルムズ海峡の航行再開合意が近いと発言したことで原油価格は3日連続で下落し、指数全般に追い風となっています。ただし、AMDが好決算にもかかわらず時間外取引で8%下落し、昨日のテック株一辺倒の展開に歯止めがかかりました。本日の最大の注目ポイントは韓国時間21:15発表のADP雇用統計です。
オープン前のニュース
本日のイベント
マクロスケジュール
民間企業の雇用の増減を示す指標です。予想は7万人、前回値は9.8万人で、雇用のペースが鈍化するという見方が優勢となっています。政府の公式雇用統計の予告編という性格があるため、予想を大きく外れれば利下げ期待が即座に調整され、指数と国債金利が同時に揺らぐ可能性があります。
米国経済の大部分を占めるサービス業の体感的な景況感を測る指標です。予想は54.5、前回値は54.0で、50を上回れば景気拡大を意味します。予想を上回れば景気が持ちこたえているとの安堵感を与えますが、価格項目も併せて高ければ利下げ期待を後退させる材料となります。
配当落ち
注目銘柄
イーライリリーは相対力指数(直近の上昇と下落の力を0から100で表した指標)が40.2で中立を下回っており、株価1,115.68ドルはボリンジャーバンドの下限を割り込んだ状態です。期待が冷え込んでいる中で決算を迎えるため、年間ガイダンスの上方修正が出れば反発余地が大きく、逆に失望ならば下限割れが続く可能性があります。
パランティアは前日29.35%急騰し162.53ドルで引け、相対力指数は72.8です。概ね70を上回ると買われ過ぎとされますが、ボリンジャーバンドの上限も同時に突破しており、短期的には反落リスクが高まった水準です。
ブロードコムは6.58%上昇し418.04ドルでボリンジャーバンドの上限を上回りましたが、相対力指数は61.7で、まだ過熱圏ではありません。本日の場引け後にサンディスクとウェスタンデジタルの決算が予定されており、人工知能向け半導体需要を再確認する流れの中で同社も連動する可能性があります。
本日の行動ガイド
本日も落ち着いた一日をお過ごしください。
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