2026年7月1日 場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
昨日米国株式市場は第2四半期を強含みで終えました。ナスダックは1.52%高の26,213、S&P500は0.79%高の7,499、ダウは0.26%高の52,319で再び最高値を更新しました。半導体株が2日連続で急騰し指数を押し上げ、変動性指数(VIX)は16まで低下しました。これにより上半期はダウが約8.9%で2021年以降最高、ナスダックが12.8%、小型株ラッセル2000が約22%で1991年以降で最も力強い半期実績を記録しました。恐怖・贪婪指数は31まで回復し、下半期入りしました。
現在の市場ムード
本日の取引開始に先立ち、先物市場は軟調に推移しています。ナスダック先物が0.5%、S&P500・ダウ先物が0.3%前後下落しており、堅調な上半期の後の利益確定売りとともに、下半期を慎重にスタートさせる雰囲気です。前日に決算を発表したナイキ($NKE)は最高経営責任者の慎重な発言を受け、時間外で4%急落したことも投資家心理を冷やしました。本日の最大の焦点は、夕方に発表されるADP民間雇用統計とISM製造業景況指数、そして市場が注目するウォーシュFRB議長の講演であり、木曜日の雇用統計が今週を分ける分水嶺となります。
場開始前のニュースまとめ
本日のイベント
本日は場開始前に食品・金融情報の大型株決算が控えています。
前日に決算を発表したナイキは1株当たり利益がコンセンサスを大幅に上回りましたが、その大部分は関税還付による一時的な利益であり、中国市場の不振と慎重なガイダンスから時間外で軟調に推移しています。
マクロスケジュール
本日は木曜日の雇用統計の前哨戦とも言える雇用・製造業指標が立て続けに発表されます。
6月のADP民間雇用統計は約11.8万人増(前月12.2万人)と小幅な減速が見込まれています。続いて日本時間23:00にはISM製造業購買担当者景気指数(予想54、前回54)が発表されます。ADPは木曜日の非農業部門雇用統計の先行指標として活用されており、両指標が労働市場と製造業景気の減速を示唆すれば、利下げ期待を刺激する可能性があります。さらにウォーシュFRB議長の講演も予定されており、下半期の金融政策の方向性を見極める一日となります。
配当落ち
注目銘柄
テクニカル指標上、昨日までの2日間のラリーが残したシグナルに注目が集まります。
本日の行動ガイド
本日も落ち着いて、下半期最初の指標を慎重に見極めながらの一日をお過ごしください。
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