2026年6月16日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
昨日の米国株式市場は、米国とイランの和平合意を好感し大幅上昇となりました。ダウは0.92%(469ポイント)高の51,671で引け、史上最高値を更新。S&P500は1.65%、ナスダックは3.07%急騰し、ナスダックは3月31日以来の best day を記録しました。ホルムズ海峡の再開期待から国際原油価格は4.9%急落し、1バレル80.75ドルまで下げました。トランプ大統領が合意の完了を表明し、リスク選好が全面的に復活した一日でした。
現在の市場ムード
昨日の急騰を受け、今日の先物は小幅まちまちで一息ついています。市場の関心は本日からの2日間にわたるFOMC会合に移っており、明日(日本時間)の発表される金利決定を見極めたいとする様子見姿勢が強まっています。一方、スペースX($SPCX)は上場3日目に上昇基調を続け、時価総額2兆ドルを突破して米国7位の企業に浮上。本日からオプション取引が開始され、ボラティリティ拡大の可能性もあります。国際原油価格はゴールドマン・サックスが目標価格を市場水準まで引き下げるなど弱含みが続いており、バンク・オブ・アメリカのファンドマネージャー調査では現在のAIラリーを陶酔ではなく好況局面と診断しています。
取引開始前のニュース一覧
本日のイベント
今日も大型株の決算は閑散としています。学術・教育出版のジョン・ワイリー($WLY)が取引開始前、家具販売のラ・ゼボー($LZB)が取引終了後に決算を発表しますが、市場全体への影響は限定的です。本日の市場の真のイベントは個別決算ではなく、FOMC会合の開幕とスペースXのオプション取引開始です。
マクロスケジュール
今週のマクロ最大の焦点であるFOMC会合が本日開幕します。
会合は本日から2日間開催され、金利決定と声明文は米国時間6月17日午後、日本時間6月18日早朝3時に発表されます。市場は据え置き(3.75%)確率を97%以上と見ていますが、ケビン・ウォーシュ新議長が主宰する初の会合である点が最大の変数です。5月の消費者物価が4.2%、生産者物価が6.5%と高止まりする中、声明文・ドットチャートと新議長の記者会見でのトーンが利下げ期待をさらに後退させるかどうかが、週間の方向性を左右します。本日の米国には市場を動かすような主要経済指標の発表がなく、結果を待つ様子見姿勢が濃くなる見通しです。
除配日
注目銘柄
本日の行動ガイド
本日も冷静に、結果を待つ忍耐が求められる一日となりますように。
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