2026年6月15日 プレマーケット・ブリーフィング
今日のポイント
前日のサマリー
先週金曜日の米国株式市場は、史上最大規模で上場したスペースXの華々しいデビューに支えられ、落ち着いた上昇基調で週の取引を締めくくりました。ダウは0.7%、S&P500は0.5%、NASDAQは0.31%上昇し、スペースX($SPCX)は公開価格135ドルを大きく上回る161ドルで取引を終え、初日に19%急騰しました。米国・イラン和平合意への期待が高まるなか、国際原油価格は下落し、ボラティリティ指数(VIX)は17近辺まで低下、週初めの恐怖心理がすみやかに後退した一週間でした。
現在の市場ムード
本日のプレマーケットの雰囲気を一言で表せば「安堵のラリー」です。週末にかけて米国とイランが約4か月に及ぶ戦争を終結させる和平合意に達したとの報を受け、NASDAQ先物は2%超、S&P500先物は1.3%上昇し、力強くスタートしています。合意に伴いホルムズ海峡が再開されるとの期待から、国際原油価格は5%近く急落し、1バレル80ドルと3か月ぶりの安値に沈みました。日本の日経平均は5.5%、韓国のKOSPIは5%台で急騰し、欧州STOXX600指数は史上最高値を記録するなど、世界的にリスクオンが同時に蘇りました。ただし、今週水曜日にウォーシュ新議長の初となる連邦準備制度理事会(FOMC)会合がこの熱気を試す最大の変数となります。
取引開始前のニュース一覧
本日のイベント
本日は決算発表が非常に閑散としています。時価総額の大きい銘柄の決算はなく、場終了後では外食・エンターテインメント企業デブ・アンド・バスターズ($PLAY)程度が予定されています。今週の市場の重心は個別業績ではなく、和平合意発によるラリーと水曜日のFOMCという二つのマクロイベントにあります。
マクロスケジュール
本日米国では、市場を動かすような主要経済指標の発表はありません。今週のマクロイベントは水曜日に集中しています。
連邦準備制度が6月16〜17日に会合を開き、日本時間18日午前3時に金利決定を発表します。市場は据え置き(3.75%)の確率を99.6%と見ていますが、真の注目点はケビン・ウォーシュ新議長が主催する初の会合であるという点です。5月の消費者物価4.2%、生産者物価6.5%という高インフレ局面において、声明文とドットプロット、そして新議長の記者会見のトーンが利下げ期待をさらに後退させるかどうかが、一週間の方向性を左右します。タカ派的なシグナルが出れば、本日の和平合意ラリーが巻き戻される可能性があります。
配当落ち
注目銘柄
本日の行動ガイド
本日も落ち着いた姿勢で、良い知らせほど一歩立ち止まる一日をお過ごしください。
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