2026年6月8日 ザラ場前ブリーフィング
今日のポイント
前日のまとめ
先週金曜日、米国株式市場は半導体株の売りに揺さぶられました。NASDAQが4.18%急落し、S&P500($SPX 7,383.74・-2.64%)の9週連続上昇に終止符が打たれ、ダウも1.35%下落しました。予想を上回った5月の雇用指標を受けてFRBの追加利上げ可能性が意識され、マーベル($MRVL)・マイクロン($MU)・AMD($AMD)・クアルコム($QCOM)など高バリュエーションの半導体から資金が一気に流出しました。一方、P&G($PG)・コカ・コーラ($KO)・マクドナルド($MCD)などのディフェンシブ株に資金が集中し、典型的なリスク回避相場となり、市場心理は「恐怖」局面へ後退しました。
現在の市場雰囲気
ザラ場直前の雰囲気は「慎重な反発の試み」です。S&P500先物は0.32%、NASDAQ100先物は0.68%上昇し、金曜日の下落幅の一部を取り戻していますが、ダウ先物は0.11%の小幅安です。最大の変動要因は中東です。イランとイスラエルがミサイルを応酬し、ブレント原油が4%以上上昇して1バレル97ドルを突破しており、エネルギー・航空など原油価格に敏感なセクターのボラティリティが予想されます。VIXは19.72まで低下しましたが、本日は米国市場のスケジュール自体が薄い中、市場の視線はすでに水曜日の消費者物価指数(CPI)に向いています。
ザラ場前のニュース一覧
本日のイベント
本日は大型決算のない閑散な日です。それでもザラ場前・後に分けていくつかの銘柄が決算を発表します。
マクロスケジュール
今週は物価指標が立て続けに控えた一週間です。本日自体に発表予定の米国経済指標はありませんが、週中のスケジュールが市場の方向性を左右する分水嶺となります。
市場コンセンサスはコアCPIが前月比0.3%(前回0.4%)、ヘッドラインCPIが前年同月比4.2%(前回3.8%)で、物価の再加速懸念がくすぶっています。金曜日の強い雇用に続き、物価も強めに発表されれば、FRBの利下げ期待がさらに後退し、半導体・グロース株に改めて圧力がかかる可能性があります。
コアPPIは前月比0.4%予想。CPIに続きインフレ経路を再確認する指標であり、両指標ともに強ければリスク回避心理が長引く可能性があります。
配当落ち
注目銘柄
テクニカルシグナルから見ると、金曜日の売られ過ぎ銘柄が反発するかどうかが注目ポイントです。
本日の行動ガイド
本日も落ち着いて、結果よりもまずは流れを見る一日をお過ごしください。
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