YMAX ETFとは?利回り・経費率・構成銘柄・代替ETFを総まとめ
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETF(YMAX)は、複数の個別銘柄オプション・インカムETFを組み合わせて高い分配金を狙うファンド・オブ・ファンズ型の商品です。オプション・インカムの仕組みと、NVDY・MSTY・TSLYなど関連銘柄との戦略およびリスク構成の違いが、選択の重要な基準となります。
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFとは?
人気の個別銘柄にカバードコール戦略を適用する複数のオプション・インカムETFを一つにまとめ、高い分配金収入を追求するファンド・オブ・ファンズ型ETFです。オプションプレミアムを原資とする高い分配金を、一つの商品で幅広く狙えます。
非常に高い分配金収入を狙いつつ、元本の変動やオプション戦略のリスクを積極的に受け入れられる、高リスク志向のインカム投資家に向いています。
イールドマックスが運用するアクティブ(積極運用)型のETFです。
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFはどのように投資する?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 投資対象 | 個別銘柄オプション・インカムETF(ファンド・オブ・ファンズ) |
| 運用方式 | アクティブ(オプション・インカム併用) |
| 戦略の性格 | カバードコールによる高分配 |
| 分配頻度 | 週次分配 |
| 総経費率 | 1.33% |
人気の個別銘柄にカバードコール戦略を適用する複数のオプション・インカムETFをまとめて保有します。各ETFがオプションを売却して得たプレミアムで高い分配金を生み出し、一つの商品で複数のオプション・インカムETFに分散しながら、非常に高い分配金収入を追求する仕組みです。
- 複数のオプション・インカムETFの組み合わせ
- オプションプレミアムを原資とする高い分配金
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFの規模とコスト(運用資産・運用報酬)
運用資産残高は$349.5M規模で、総経費率は年1.33%です。
個別銘柄オプション・インカムETFであるNVDY・MSTYと比べ、複数のETFを組み合わせた分散構造が主な比較ポイントです。
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFの成績と動向
カバードコール型のオプション・インカム戦略は、横ばい相場ではオプションプレミアムで高い分配金を生み出します。一方で、原資産が急落すると損失を被り、急騰すると上限により上昇への参加が制限される傾向があります。高い分配金が出ていても、原資産の下落時には基準価額が削られ、トータルリターンが分配利回りに届かない場合があります。
オプション・インカム商品は、高分配への需要やボラティリティ環境によって資金の流出入が大きく分かれます。高い分配利回りに引かれた需要が加わり、関連商品群へ資金が移ることもあります。原資産の変動率やオプション環境によって、分配金や基準価額が大きく変わる点にも注意が必要です。
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFのメリットとデメリット
複数のオプション・インカムETFへの分散と高い分配金は強みであると同時にリスクでもあり、基準価額の侵食、上昇の制限、二重の報酬が検討事項です。
💪 主なメリット
⚠️ 注意点
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFの代替ETFと関連商品
より保守的なオプション・インカムを求める場合、直接の代替としては、広範な指数のカバードコールであるJEPI・JEPQなどがあります。ナスダックのカバードコールを求める場合は、QYLDのような商品も比較対象です。表に示したNVDY・MSTY・TSLYの3商品は、それぞれ単一銘柄にオプション・インカム戦略を適用しており、分散がなく一つの銘柄に集中する点が異なります。このETFは、複数のオプション・インカムETFを組み合わせた分散構造が差別化のポイントです。
| 銘柄 | 名称 | 株価 | 騰落 | AUM | 総経費率 | 配当利回り | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YieldMax NVDA Option Income Strategy ETF | $11.20 | -4.0% | $1.3B | 1.09% | 54.7% | -33.3% | |
| YieldMax MSTR Option Income Strategy ETF | $12.86 | -8.1% | $1.0B | 1.03% | 144.84% | -74.9% | |
| REX FANG & Innovation Equity Premium Income ETF | $38.58 | -5.2% | $717.2M | 0.65% | 26.68% | -19.5% | |
| YieldMax TSLA Option Income Strategy ETF | $22.53 | -0.7% | $668.6M | 1.07% | 74.08% | -45.3% | |
| Yieldmax AMD Option Income Strategy ETF | $40.77 | -8.6% | $481.9M | 1.00% | 78.82% | -16.8% |
| 銘柄 | 名称 | 構成比 | 株価 | 騰落 | 時価総額 | PER | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YieldMax AMZN Option Income Strategy ETF | 0.07% | $9.78 | -0.8% | $0.0M | - | 49.1% | |
| YieldMax SNOW Option Income Strategy ETF | 0.07% | $9.72 | -5.7% | $0.0M | - | 69.27% | |
| YieldMax AAPL Option Income Strategy ETF | 0.07% | $11.89 | -0.9% | $0.0M | - | 31.91% | |
| Yieldmax AMD Option Income Strategy ETF | 0.07% | $40.77 | -8.6% | $0.0M | - | 78.82% | |
| YieldMax PLTR Option Income Strategy ETF | 0.06% | $33.77 | -5.8% | $0.0M | - | 73.07% | |
| YieldMax XYZ Option Income Strategy ETF | 0.06% | $22.86 | -0.7% | $0.0M | - | 73.29% | |
| YieldMax Target 12 Big 50 Option Income ETF | 0.06% | $50.19 | -2.3% | $0.0M | - | 12.57% | |
| YieldMax S&P 500 0DTE Covered Call Strategy ETF | 0.06% | $39.69 | -1.4% | $0.0M | - | 28.21% | |
| YieldMax MSFT Option Income Strategy ETF | 0.06% | $12.22 | -1.1% | $0.0M | - | 37.68% | |
| YieldMax META Option Income Strategy ETF | 0.05% | $7.90 | -1.7% | $0.0M | - | 56.71% |
イールドマックス・ユニバース・オプション・インカムETFの投資家向けチェックポイント
YMAXに投資する前に確認すべきポイントです。非常に高い分配金は魅力ですが、基準価額の侵食、上昇の制限、二重の報酬は事前に確認する必要があります。広範な指数のカバードコール商品との比較もあわせて行うとよいでしょう。
| チェックポイント | 確認内容 | 現在の状態 |
|---|---|---|
| 💵 分配金収入 | 分配利回りと持続可能性の確認 | 非常に高い |
| 📉 基準価額 | 原資産の下落時における基準価額の侵食の確認 | 侵食リスクあり |
| 📈 上昇の制限 | カバードコールによる上昇制限の確認 | 制限あり |
| 💵 二重の報酬 | ファンド・オブ・ファンズの報酬の確認 | 要確認 |
原資産の急落に伴う基準価額の侵食と、急騰時の上昇制限がパフォーマンスの主な変数であり、高い分配利回りが必ずしも高いトータルリターンを意味するわけではありません。オプション戦略と個別銘柄へのエクスポージャーが重なるため、元本割れのリスクが非常に大きい商品です。
非常に高い分配金収入を狙いつつ、高いリスクを受け入れられる高リスク志向のインカム投資家に適した候補です。より保守的なオプション・インカムを求めるならJEPI・JEPQのような商品を、複数のオプション・インカムETFへの分散を求めるなら、リスクを十分に理解したうえで本商品を選ぶことが望ましいでしょう。
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。
この記事は 2026年6月10日 時点の情報です。