ロケットラボ($RKLB) 2026年第2四半期実績分析 — 売上高は予想上回り・記録更新も、赤字のため時間外で小幅安
実績一覧
売上高: 2.34億ドル (前年同期比 +62%、予想 2.31億ドル) ✅ Beat
EPS(1株当たり利益): 一般会計基準ベース 1株当たり純損失 0.08ドル (予想は調整後基準で -$0.05、基準が異なるため直接比較不可)
ガイダンス: 新規提示 — 2026年第3四半期売上高 2.50〜2.65億ドル、調整後EBITDA赤字 1,700万〜2,300万ドル
株価反応: 時間外 -1.36% ($78.95) — 日本時間 08-11 06:00 時点
好材料
記録的な売上高: 第2四半期売上高 2.34億ドル、前年同期比62%増
受注残の急拡大: 23.6億ドル、前年同期比137%増
赤字幅の縮小: 調整後EBITDA赤字 883万ドル(前年同期 2,758万ドル)
打ち上げと宇宙システム全般の需要が同時に回復し、四半期売上高が再び最高値を更新しました。米宇宙軍などの大型受注と買収発表が重なったことで、中長期の成長ストーリーも一段と厚みを増しました。
懸念材料
純損失の継続: 普通株帰属純損失 約4,930万ドル(2026年第2四半期)
第3四半期の損益負担: 調整後EBITDA赤字のガイダンスが第2四半期実績より大きい
営業費用の拡大: 研究開発費・販売管理費合計 約1.42億ドルと高コスト構造
成長のペースは速いものの、まだ利益転換の段階ではありません。中型ロケットの開発と買収統合費用が続くと、短期的な損益改善の幅は限られる可能性があります。
会社側のコメント
経営陣は、全事業領域での需要急増により記録的な四半期実績を上げたと評価しました。ミナーク・モーティブ買収の完了とイリジウム買収合意により、自社打ち上げから衛星運用までを網羅する垂直統合の宇宙企業へと進むとのメッセージが強調されました。
市場の反応と今後のポイント
売上高が予想を上回り受注も堅調だったにもかかわらず,依然として赤字であり,次四半期の損益ガイダンスが負担となったため,時間外で売り圧力が出たと考えられます。
第3四半期売上高がガイダンスレンジ(2.50〜2.65億ドル)のどこに着地するか確認が必要です。
ニュートロン1号機の射場引き渡し目標(2026年第4四半期)に対するスケジュールの遵守状況を見守る必要があります。
イリジウム買収の進捗と、統合費用・株式希薄化が損益に与える影響をチェックする必要があります。
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