360金融ホールディングス($QFIN)2026年第2四半期決算分析 — 売上は予想未達・第3四半期利益見通しは弱含み・時間外急落
決算成績表
売上高: 35.67億元人民元(約5.26億ドル)(前年同期比-31.6%、予想37.65億ドル) ❌ Miss
EPS(1株当たり利益): 希薄化後0.48ドル(3.28元)、調整後ベース0.55ドル(3.72元)(前年同期比で大幅減、コンセンサス集計は薄め)
ガイダンス: 新規提示 — 2026年第3四半期純利益3.6億〜4.6億元人民元、調整後純利益4.0億〜5.0億元(前年同期比-67%〜-73%)
株価反応: 時間外-14.31%($9.88) — 韓国時間 08-26 06:05 時点
好材料
現金性資産の余裕: 2026年第2四半期末の現金・短期投資は約106億元、営業キャッシュフローは11億元
延滞の先行指標の改善: 当日延滞率5.6%、30日回収率88.1%(2026年第2四半期)
半期配当・利用者基盤: 1株当たり0.46ドルの半期配当、累計利用者3.018億人(+9.4%)
中国クレジットテックプラットフォームは、業界の縮小の中でも流動性とリスク指標の管理に力を入れた四半期となった。事業規模が縮小する局面でも、キャッシュ創出力と配当が緩衝材として機能した。
悪材料
売上が予想未達: 総売上高35.67億元、予想37.65億ドルを下回り、前年同期比-31.6%
融資取扱高の急減: 仲介・実行ローン額は633.8億元(-25.1%)、残高も-23.2%
利益・見通しの同時悪化: 会社帰属純利益は4.06億元(-76.6%)、第3四半期も前年比67〜73%減を提示
約5億元の一時的な税金が純利益を大きく押し下げ、資本集約型の仲介手数料やリファラル手数料も同時に減少した。成長よりも守備に重心を移した数字である。
会社側のコメント
経営陣は、業界の縮小・規制強化・6月末の流動性ショックが重なった環境下において、リスク管理と資本配分をより保守的に運用していく方針を示した。海外展開と人工知能による組織変革は継続するものの、サイクルを耐え抜く回復力を優先するというトーンが強かった。
市場の反応と今後のポイント
売上のミスと前年比での利益急減、そして第3四半期にも大幅減を予告するガイダンスが重なり、決算発表後は売り圧力が強まった流れである。
第3四半期の実際の純利益がガイダンスの上限(4.6億元)に到達するか確認する。
融資取扱高の減少の中、90日以上延滞率(2.83%)がさらに悪化しないか見極める。
軽量資本・技術ソリューションの比率が回復し、マージンを守れるか点検する。
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