クレディコープ($BAP)2026年第2四半期決算分析―1株当たり利益・売上高が小幅に未達、中期収益性目標を上方修正も時間外取引は軟調
決算成績表
売上高: 約18.27億ドル(営業収益・62億3,110万ソル、前年同期比+12.7%、市場予想18.49億ドル)❌ 未達
EPS(1株当たり純利益): 約7.33ドル(25.0ソル、前年同期22.9ソル比+8.8%、市場予想7.36ドル)❌ 未達
ガイダンス: 維持―2026年の自己資本利益率約19.5%を再確認(上振れ余地に言及)、中期目標を約22%へ上方修正
株価反応: 時間外取引-1.80%($368.38)―韓国時間8月14日05時58分時点
好材料
貸出成長: 四半期末の貸出残高は前年同期比13.1%増加
資産健全性の改善: 不良債権比率は4.1%で、1年前比0.91ポイント低下
中期目標: 中期の自己資本利益率目標を約22%へ上方修正
主力銀行と小規模金融を中心に貸出が伸び、預金構成も低コスト資金中心へと改善し、純金利収益は前年同期比13.3%増加した。デジタル決済・金融プラットフォームのYapeの規模と収益化も拡大し、収益源の多角化に寄与した。
懸念材料
予想未達: 1株当たり純利益・営業収益はいずれも市場予想を小幅に下回る
エルニーニョ関連引当: エルニーニョリスクに関連し、約1億600万ソルの引当金を追加
保険の不振: 保険引受結果は前年同期比17.9%減少
純利益は増加したものの、前四半期比では3.9%減少し、信用コストは引当金の計上により1.9%まで上昇した。保険部門では、生命保険と損害保険の双方が保険金請求と再保険の負担に直面し、グループ業績の足かせとなった。
経営陣の発言
経営陣は、ペルーの景気と民間投資の回復を背景に、再び堅調な四半期業績を上げたと評価した。2026年の自己資本利益率約19.5%の目標を維持する一方、上振れの余地があるとし、中期的には約22%水準に自信を示したと明らかにした。
市場の反応と今後の注目点
小幅な予想未達、エルニーニョ関連引当金、前四半期比での純利益減少が重なり、株式市場終了後は売り優勢となった。
エルニーニョが下半期の引当金や資産健全性に追加で与える影響
貸出成長が続くなかでも、リスク調整後純金利マージンを維持できるか
Yapeなどの革新的事業が利益への貢献度をさらに高められるか
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