ノア・ホールディングス($NOAH) 2026年第2四半期決算分析 — 利益+30%も売上は予想下回り、時間外で軟調
決算成績表
売上: 6.199億人民元(約9140万ドル) (前年同期比 -1.5%、予想 5.74億ドル) ❌ Miss
EPS(1株当たり利益): 一般会計基準希薄化後 ADS当たり0.50ドル(3.37人民元) · 調整後希薄化後 0.51ドル(3.46人民元) (前年同期比 それぞれ +32.7%、+28.6%水準、コンセンサス集計は薄い)
ガイダンス: 未提示
株価反応: 時間外 -5.59% ($8.28) — 韓国時間 08-26 06:08 時点
良かった点
株主純利益 +30%: 普通株主帰属純利益 2.322億人民元(約3420万ドル)、前年比 +30.0%
営業利益率 34.8%: 営業利益 2.158億人民元(+34.0%)、前年 25.6%から上昇
本土証券売上 +57%: 中国本土の公募・私募証券純売上 2.065億人民元、パフォーマンス料急増
中国系の富裕層を対象としたグローバル資産配分・資産運用会社です。今四半期は売上が小幅に減少したものの、人件費・貸倒引当金の縮小により本業の利益が拡大し、本土私募証券のパフォーマンス料が利益を押し上げました。調整基準の株主帰属純利益も2.380億人民元(+25.9%)で同様に増加しました。
物足りなかった点
売上 前年比 -1.5%: 6.199億人民元、保険の一次性手数料・継続サービス手数料が減少
海外拠点の営業赤字: 国際資産管理が前年黒字から330万人民元の赤字に転換
四半期販売額急減: 投資商品販売額 171億人民元、直前四半期 233億人民元から縮小
売上減少の主因は保険・一次性手数料と継続手数料です。国際保険・総合サービス売上も31.1%減少し、本土保険はほぼ停滞した水準です。運用資産は6月末時点で1409億人民元となり、1年前より減少しており、本土私募株式の回収・分配が続いた影響が大きいです。
会社は何と言ったか
王静波共同創業者兼会長は、複雑なマクロ環境の中でもグローバル拠点と費用構造の再編が富裕層の資産保全需要に対応すると説明しました。具体的な数値ガイダンスは示さず、リスク管理とテクノロジー活用を通じた長期的価値創造を強調するトーンです。
市場の反応と今後のポイント
利益改善よりも売上減少・海外拠点の赤字転換・パフォーマンス料依存が先に織り込まれ、売りが優勢となった流れと見られます。
次四半期も本土私募証券のパフォーマンス料が売上を支えるか確認する必要があります。
国際資産管理の一次性手数料と営業損益が黒字に戻るかを点検する必要があります。
運用資産の純流入が本土私募株式の回収を相殺するか見守るべきポイントです。
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