ファブリネット($FN) 2026会計年度第4四半期決算分析 — 売上・EPSが予想上回るも時間外で下落
決算成績表
売上: 13.16億ドル (前年同期比 +45%、予想 12.75億ドル) ✅ Beat
EPS(1株当たり利益): 調整済み 4.10ドル (予想 3.81ドル) ✅ Beat
見通し: 新規提示 — 翌四半期売上 13.75億〜14.25億ドル、調整EPS 4.10〜4.25ドル
株価反応: 時間外 -5.44% ($566) — 韓国時間 08-18 06:00 基準
好材料
四半期売上過去最高: 13.16億ドル · 前年比 +45% · 会社見通しを上回る
調整EPS過去最高: 4.10ドルで予想3.81ドルを大きく上回る
年間売上36%成長: 2026会計年度売上 46.4億ドルで成長が加速
光学・精密製造の受託本業がデータセンター・通信インフラ需要に支えられ、四半期・年間ともに最高売上を更新しました。調整利益は売上を上回るペースで伸び、実行力が際立った四半期でした。
懸念材料
総利益率の小幅低下: 一般会計ベース総利益率 12.0%で前年同期の12.2%を下回る
四半期フリーキャッシュフロー赤字: 設備投資の拡大によりフリーキャッシュフロー約3690万ドルの赤字
在庫の大幅増加: 在庫が前年末比で約76%増加し、運転資本の負担が拡大
成長対応のための設備・在庫投資が短期的なキャッシュフローを圧迫した四半期でした。成長スピードが維持されても、利益率とキャッシュへの転換が遅れれば、バリュエーション負担が大きくなる可能性があります。
会社見解
シェイマス・グレイディ最高経営責任者(CEO)は、第4四半期が加速成長の頂点だったと評価し、2027会計年度にも複数の成長ドライバーが継続するとの楽観的な見方を示しました。会社が示した翌四半期見通しは、売上をさらに一段引き上げる一方、調整利益は直四半期水準を底とするレンジとなっており、市場は成長の持続性と利益率・キャッシュフローのバランスを併せて見ています。
市場の反応と今後のポイント
数字自体は予想を上回ったものの、発表前後に株価がすでに大きく上昇していたため、好材料の織り込みと設備投資・在庫負担が重なり、時間外では売りが優勢となりました。
翌四半期売上が見通し中央値(約14億ドル)にどれだけ近づくか
総利益率が12%台から回復・維持されるか
設備投資を経て、フリーキャッシュフローが再び黒字に戻るか
免責事項: 本コンテンツは参考資料であり、投資勧誘ではありません。すべての投資の責任は投資家ご本人にあります。